首都大学リーグの筑波大が13日、茨城県つくば市の筑波大グラウンドで始動。今秋ドラフト1位候補で151キロ左腕の佐藤隼は「実力を発揮してドラフト1位で指名されるように。川村(卓)監督に結果で恩返ししたい」と意気込んだ。

ドラ1指名に向け、意気込む筑波大の佐藤隼(撮影・柳内 遼平)
2年秋に左肘を痛めた影響で、昨秋のリーグ戦は防御率0・56の好成績も変化球に課題を残した。「この冬はスライダーの精度を上げることに取り組んでいる」と勝負球に磨きをかける。
国立大からのドラフト1位指名となれば同じ筑波大から96年にオリックス入りした杉本友以来、史上2人目。小学校から大学まで公立校に通った公立の星は「子供たちに公立でも上のステージまでやれるという存在になれたら」と目を輝かせた。(柳内 遼平)