岡山県は、来年度の予算について「少子化対策」に重点を置くこととし、伊原木知事は、定例会見で「着実に推進できる予算編成にしたい」と述べました。
【写真を見る】伊原木岡山県知事「ぜひ子供の数を維持し回復させたい」岡山県の来年度予算は「少子化対策」に重点
来年度は、産業の振興等に重点的に取り組んでいる「第3次晴れの国おかやま生き活きプラン」の行動計画期間最終年度です。県では各部局で、計画の優先順位をつけ、既存事業のスクラップアンドビルドを図りながら予算要求を行うとしています。
伊原木知事は、待ったなしの課題である少子化対策に正面から向き合い、持続的な発展に結び付けたいと話しました。
(伊原木隆太岡山県知事)
「子育て支援もしっかりやりますし、結婚支援のほうもしっかりすることでぜひ子供の数を維持したい回復させたい」
来年度予算要求基準は、今年度の当初予算に物価高騰分を加算した額を要求の上限とする方針をしめしました。
県政の基本目標である「生き活き岡山」の実現に向けた取組を強化し、これまでの好循環の流れを一層加速させる予算編成にしたいとしました。