15日開幕のフィギュアスケート世界国別対抗戦(丸善インテックアリーナ大阪)に出場する日本代表選手が5日、コメントを発表した。2大会ぶり3度目の出場となる、男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(26=ANA)は「誰かの光になれるように」と意気込みを語った。

大会のコメントを発表した羽生(テレビ朝日提供)
3月の世界選手権では銅メダル。「完全に良い演技だったとは言えない」中でも「勇気をもらえました」「希望の光でした」という言葉をもらったという。「たとえ結果が良くなかったとしても、良い演技だったと納得できる演技じゃなかったとしても、誰かのためになれているのかな、という感じがして、それを常に心の中に持ちながら演技したい」とし、演技に思いを乗せる覚悟を示した。
スウェーデン・ストックホルムで行われた世界選手権を終えた選手たちは3月30日に帰国。ホテルでの自主隔離に入った。日本代表は17年大会以来2大会ぶり3度目の優勝を目指す。