女子テニス界のレジェンドであるビリー・ジーン・キングさんが、男子テニス世界ランク２位のカルロス・アルカラス（スペイン）について「テニス界への”ギフト”」とし、最上級の賛辞を送っている。
現在19歳のアルカラスは、ツアー初優勝を果たした2021年以降、全米オープンやマイアミ・マスターズなどのビッグトーナメントを含む７大会で優勝を上げ、瞬く間に男子テニス界の頂点に駆け上がった。
そんなアルカラスについて、自身の公式ツイッターで「テニスの天才」と評したキングさんは、続けて「生きて彼のプレーを目撃できることを幸運に思います。彼は私たちのスポーツへの”ギフト”のような存在ね」と綴っている。
現地時間３月18日に行なわれた「BNPパリバ・オープン」（アメリカ・インディアンウェルズ／ハードコート／ATP1000）男子シングルス準決勝にて、ヤニック・シナー（イタリア／世界ランク13位）を７－６（４）、６－３で下したアルカラス。決勝では世界ランク６位のダニール・メドベージェフ（ロシア）と対戦する。
もしこの試合に勝てば世界ランク１位に返り咲くことが決まっているが、アルカラスは大一番を前に、「明日は本当にタフな試合になると思う」とコメント。
ディフェンスに秀でたメドベージェフのプレーを「壁のよう」と例えつつ、「彼はすべてのボールを返してくる。完璧なプレーをしなければならない。明日はそれだけを考えるつもりだよ」と警戒心を示した。
構成●スマッシュ編集部
