那須川天心「本田会長を全部信頼している」2戦目圧勝も10戦目以降の世界挑戦路線に前向き

那須川天心「本田会長を全部信頼している」2戦目圧勝も10戦目以降の世界挑戦路線に前向き

  • 日刊スポーツ(バトル)
  • 更新日:2023/09/19
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2勝目から一夜明け、本紙に囲まれ笑顔を見せる那須川(撮影・浅見桂子)

無敗の格闘家でボクシンデビュー2連勝を飾った東洋太平洋スーパーバンタム級8位那須川天心(25=帝拳)が19日、都内のホテルで一夜明け会見に臨んだ。メキシコ・バンタム級王者ルイス・グスマン(27)との55・79キロ契約体重8回戦に臨み、2度のダウンを奪って3-0のフルマークという大差判定勝利を挙げていた。

4回途中に痛めていたという左拳には手首から手の甲までテーピングが巻かれていた。那須川は「昨日の状態から悪化している感じはなく、骨が折れた感じではない。しっかりと治して、1週間ぐらいで治したいな」と早期の練習再開に向けて心境を明かした。所属ジムに本田明彦会長から1カ月の休養を提案される予定だが「左が使えなくてもできることはあるので、脳みそを休めて動き出したい。格闘技やっていないとおかしくなると思う。すぐにやりたい」と意欲満々だ。

18日の試合後、本田明彦会長から「(那須川を)じっくり育てたい」と世界挑戦は10戦目以降となる見通しが明かされた。那須川は「僕は、最初からずっと言っているけれど、何々したいとか言っていない。本田会長も見てくれているし、全部信頼しているし、そういうなら間違いないと思う。道のりは長いもの」と最強王者を目指す上でじっくりと経験を積んでいくことに前向きな姿勢を示した。

また5カ月間の調整期間を終え、プライベートでやりたいことを問われた那須川は趣味のサーフィンを挙げた。「なんだろうなあ。波に乗りたい。波が呼んでいる。サーフィンしたいです。広々とした大自然、時間を感じないところにいきたい。電波から離れたい」とも口にしていた。

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