iPadはとことん使い倒せる! 3つのオススメ活用提案

iPadはとことん使い倒せる! 3つのオススメ活用提案

  • ASCII.jp
  • 更新日:2020/08/02

iPadを買ったはいいが、iPhoneの大画面化に伴い、あまり使わなくなってしまった人は少なくないのではないだろうか。今回は、iPadの大画面だからこその活用法を3つ紹介したい。最新のiPadを使い倒すのもいいし、古いiPadをフォトフレーム専用機として復活させるのもいいだろう。

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iPadを持っているなら使わないのはもったいない!

活用術その1 講義や会議のメモを取る ノート&レコーダーとして活用する

筆者は毎日のように打ち合わせや取材を行なっているが、その際にiPadでメモを取っている。以前は紙だったのだが、紛失するリスクがあるうえ、破れてしまったり、欲しいときに見つからないとか、せっかくの情報を活用しにくいと感じていた。とは言え、取材をしながらノートパソコンにタイピングするのも躊躇われる。そこで数年前からiPadとApple Pencilでメモを取るようにしている。

画面に強くタッチすると「カチカチ」と音がしてしまうので、なるべく静かに書く必要はあるが、フリーハンドでなんでもメモできるのは魅力。標準搭載の「メモ」アプリでも、マイクロソフトアカウントで同期できる無料の「OneNote」アプリでも活用できる。どちらもメモをクラウドに保管できるので、探し回る必要がない。

今回紹介するのは、録音機能を搭載した高機能メモアプリ「Notability」。有料アプリだが、仕事で使うならそれ以上の価値が得られること間違いなしの神アプリだ。

録音ボタンをタップして録音しながらメモを取れるのが特徴。ペンやマーカーを使ってフリーハンドで描いたり、テキストボックスを作ってタイプ入力できる。ペン先の太さや色は自由に変更でき、端末やクラウドにある画像を挿入することも可能。iPadのSplit View機能のように、同一アプリ内で2つのメモを表示できるので、事前に作った構成案のメモを見ながら取材の内容をメモできるのだ。

録音の再生時には再生スピードを調整でき、10秒戻せるボタンも用意されているので文字起しがラク。しかも、再生するのに合わせて、その時書いたメモも再現されるのがすごい。その時の感情を思い出せるのだ。録音している端末にペンで書き込むので、音が気になるかと思いきやそんなこともない。十分に実用レベルと言っていいだろう。

手書きなのにテキスト検索できるのも大きなメリット。もちろん、文字が汚いと誤認識することもあるが、手書き文書を検索できるようになるのは便利だ。さらに、370円のオプションを有効にすれば、手書き文字をテキスト化することも可能。もちろん、データはiCloudのほか、DropboxやGoogleドライブ、OneDriveなどのクラウドに保存できる。

もはや紙のメモを使う理由はない。iPadはノートの代わりに使うべし。録音するなら、有料にはなるが「Notability」を購入しよう。仕事で使うなら、業務効率をアップさせればすぐに元が取れるはずだ。

高性能メモアプリ 「Notability」

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作者:Ginger Labs 価格:1100円 ダウンロード:こちら

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録音しながらフリーハンドのメモを取れる「Notability」

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録音再生時にスピードを調整したり10秒巻き戻しできるうえ、その時のメモの状況が再現されるのがすごい

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手書き文字をキーワード検索できる

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オプションを購入すれば、手書き文字をテキストに変換することも可能

活用術その2 癒やし癒やされる フォトフレームとして活用する

使っていないiPadはフォトフレームとして利用すると、新しい世界が開ける。単にスライドショーをするだけなら標準の「写真」アプリでいいのだが、今回は家族や店舗で楽しめるフォトフレームの活用提案をしたい。

それは複数人で写真を特定のフォルダーにアップロードし、そのフォルダーをスライドショーさせるというものだ。たとえば、両親が住んでいる実家のiPadをセットし、Googleフォトの共有ライブラリーに自分たちで撮った写真をアップしていくのだ。両親は写真を受け取って保存したりする手間なく、最新の写真をフォトフレームに表示できるようになる。各家族はいつも撮っている写真の中からGoogleフォトの共有フォルダーにアップロードするだけでいい。遠距離に家族が散らばっていたり、このご時世なのでそうそう帰省もできない、という時にとてもうれしいプレゼントになるはず。

筆者は飲食店を経営しているのだが、その時もタブレットでのスライドショーは役に立つ。レジ周りに置いてメニューの紹介をしてもいいし、バックヤードに置いて社内で撮り溜めた写真を飾るのもいい。そんな時、その端末でしか作業できないと、素材が増えずにそのうち使わなくなってしまうのが常。そんな時は、新製品が納品されたらポップを作って保存するとか、歓迎会や忘年会の写真をアップロードしてみんなで見るといった使い方をすればiPadが古くなってもを活用し続けられるというわけだ。

ということで、フォトフレーム的なアプリ「LiveFrame」を紹介する。端末内だけでなく、GoogleフォトやFacebook、Flickr、Instagram、Dropboxといったクラウドサービスに保存されている写真をスライドショーする機能を備えている。自分だけで楽しむなら、Facebookの過去の写真をフォトフレームで見られるのは新鮮だ。

複数人で写真を共有するなら、専用のGoogleアカウントを取得して設定する方が手軽だし、意図しない写真が表示される事故も防げる。アプリの設定画面からGoogleアカウントにログインし、フォルダーを選択すれば再生できる。

なお、無料でダウンロードできるが、一定時間で広告動画の再生を求められる。広告を消すには、610円のオプションを購入しよう。

iPadをフォトフレームにできる 「LiveFrame」

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作者:Attibo 価格:無料(アプリ内課金あり:610円) ダウンロード:こちら

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Googleフォトのアルバムを共有し、みんなで写真をアップロードする

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「LiveFrame」でGoogleアカウントにログインし、共有フォルダを選択する

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スライドショーが始まる

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切り替え間隔、シャッフル、切り替え効果などを設定できる

活用術その3 紙文化とはおさらば! PDFですべての書類を管理しよう

世界が変わる、というならオフィスでも家庭でもペーパーレス化の効果は大きい。これは、iPadだけでなく、スキャナーが必要だったり、そもそも自分だけでなく家族や会社といった周りも巻き込む必要がある。しかし、無駄な紙をなくし、ありとあらゆる情報がiPadからアクセスできる世界は最高だ。

いざ必要になった紙を探し回る必要がなく、劣化せずになくならず、キーワード検索もできる。年賀状もチラシも請求書もクレジットカードの利用履歴もPDFにしてしまえばいい。家電のマニュアルも普段は邪魔なのに、必要な時に見つからず困ることが多い。電子化しておけば瞬時に閲覧できるので大助かりだ。契約書や領収書なども原本を取っておく必要があるにせよ、電子化するメリットはある。めったに触ることのない契約書も、ちょっと内容が気になることもある。そんな時にiPadでささっとチェックできると大きな時短になる。領収書も電子化しておけば、確定申告アプリに取り込んで金額などを入力する手間を大きく省くことができる。

会社なら膨大な紙資料の多くは電子化できるはず。デジタルで扱うことでデータの活用度が向上し、トラブルを抑制できる。さらには、保管コストも抑えられる。法律で保管を義務づけられていない紙資料をいくつもの棚に収めたり、段ボールに入れて山積みにしているのはもったいない。そういう保管方法ではほとんど再利用されることがなく、スペースの無駄と言っていいだろう。

紙をなくすのが怖いというなら、紙は捨てずに電子化だけしてみることをオススメする。そしてiPadをビューワーにして一定期間過ごして欲しい。それでも紙が必要になるなら、それは取っておいた方がいいかもしれない。しかし、ほとんど触らず、紙は不要だと言うことがわかるはずだ。

大量の紙資料を電子化するなら、ドキュメントスキャナーを利用しよう。筆者は「ScanSnap iX1500」(PFU)というドキュメントスキャナーを使い、日々紙資料をPDF化している。これまで、いるのかいらないのか判別付かなかった紙をスキャンして即捨てられるのはいろいろとラク。

1日数枚届く郵便物などはドキュメントスキャナーを使わなくても、「Adobe Scan」で書類として取り込める。紙なら手書きできるというなら、「Acrobat Reader」と「Apple Pencil」で注釈として自由に手書きできる。一度環境を整えてしまえば、手放すことができなくなるペーパーレス環境、そろそろチャレンジしてみてはいかがだろうか。

ちなみに、PCで「Acrobat DC」を契約しているアカウントでログインすると、iPadでもPDFファイルを編集したり結合できるようになり、さらに活用シーンが広まるので覚えておこう。

PDFを読み込むならこのツール! 「Acrobat Reader」

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作者:Adobe Inc. 価格:無料 ダウンロード:こちら

紙をデジタルデータ化する 「Adobe Scan」

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作者:Adobe Inc. 価格:無料 ダウンロード:こちら

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大量の紙資料も、ドキュメントスキャナーならあっという間に電子化できる

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数枚なら「Adobe Scan」アプリで電子化できる

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「注釈」機能を使えば「Apple Pencil」で自由に手書きできる

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Acrobat DCを契約しているアカウントでログインすれば、iPadでPDFを編集したり結合できる

スマホの高性能化・大画面化が進んでiPadの存在感が薄れているイメージもあるが、やはり大画面ならではの明確なメリットがある。できれば大きい方がいい、ではなく、ノートやフォトフレーム、文書のビューワーは大画面でなければダメなのだ。もし、iPadを持っているなら活用し倒してほしい。

筆者紹介─柳谷智宣

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1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・銀座で営業中。

柳谷智宣 編集●ASCII

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