森山未來主演、『ボクたちはみんな大人になれなかった』Netflixで映画化

森山未來主演、『ボクたちはみんな大人になれなかった』Netflixで映画化

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  • 更新日:2020/11/20
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Netflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』主人公「ボク」を演じる森山未來

俳優の森山未來が、NetflixとC&Iエンタテインメントが共に企画製作する映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』に主演。来年、Netflixで配信されることが明らかになった。

【写真】あいみょんらが絶賛している原作の書影

2016年に初版発行されて以来、世代を超えて共感の声が広まり続けている『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮文庫)は、作家・燃え殻によるデビュー作。ウェブメディアの連載やSNS上で大きく話題を呼び、シンガーソングライターのあいみょんを始め、糸井重里、小沢一敬、会田誠、吉岡里帆、EXITの兼近大樹といったさまざまなジャンルのクリエイターや著名人も絶賛。あいみょんは、共感のあまり原作の文庫本にエッセイを寄せている。

物語は、ある朝の満員電車の中で、昔フラれた大好きだった彼女に間違えてフェイスブックの「友達申請」を送ってしまった主人公「ボク」の混沌とした1日から始まる。多くの読者が、自分の経験や過去の想いと「ボク」のそれを重ね合わせ、大人泣き必至の、過去と現在をSNSが繋ぐ異色のラブストーリー。

誰もが感じる切なさや懐かしさが凝縮された物語には、10代・20代の感情に訴える「エモさ」があり、30代や40代には、舞台となっている90年代を代表するミニシアター、渋谷の街、流行した音楽や映画のタイトルなど、当時のカルチャーを懐かしみながら楽しめると支持されている。

昔の大好きだった彼女にSNSを介して再会してしまう主人公「ボク」を演じる森山は、「“失われた10年”とも言われる1990年代。そんな不安定な時代に、恋に音楽に仕事に燃えたどこの馬の骨ともしれない主人公。過ぎ去った、その後には何が残っているのだろう。今になってその燃え殻をどう見つめるのだろう。視線をそむけようとも、ただ静かに見守るしかない。この物語にはエンドロールはひとつしかない、ですよね」と原作について語っている。『世界の中心で愛を叫ぶ』(2004年)、『モテキ』(11年)といった大ヒットラブストーリーで主役を演じてきた森山の本作での演技に期待が高まる。

監督を務めるのは森義仁。犬童一心、阪本順治ほか名だたる監督に助監督として師事。その後、さまざまな企業のCM・欅坂46やサカナクションなどのMV を手掛け、演出家としての手腕を発揮。15年にはカンヌ広告祭でフィルムクラフト部門ゴールドを受賞。『恋のツキ』(18年)でドラマ初監督を務め、本作が映画監督としてのデビュー作となる。

森監督は「誰しも誰かに出会うことで自分を形成し、自分がみる風景を変えていく。そういうどこにでもある人生。森山未來さんが演じる主人公の人生と観ているあなたの人生が交差するような新しい感覚を持った映画にしたいと思います」と制作に対する意欲を語っている。

■原作者・燃え殻のコメント
映像業界の裏方の仕事を20年以上やってきた者として、自分が書いた小説が映像化されることは、この上ない喜びです。2017年、深夜作業をこなしながら明け方寝る前に、この物語を少しずつ書き上げていったことを、脚本家の高田亮さんと森監督のシナリオを読みながら思い出しました。

東京に圧倒されながらも、もがき続ける主人公、インターネットのない時代に文通で知り合ったヒロインのかおり。六本木の夜の天使、スー。社会の数にも入っていなかった頃に出会った同僚の関口。

90年代、渋谷系といわれた音楽たちがあって、「裏原宿」という言葉に酔っていた人たちの物語。ノストラダムスの大預言がまだ健在で、何かが始まりそうで、終わりそうだった時代。簡単には過去にできない、過去にならなかったボクたちを、森山未來さんを含めた最高のキャストの皆さんで観られることを、今から楽しみにしております。

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