京都の「スタバ」には“畳の間”が!? 日本家屋と融合した特別な店舗

京都の「スタバ」には“畳の間”が!? 日本家屋と融合した特別な店舗

  • CREA WEB
  • 更新日:2021/06/10

京都の魅力あふれる古民家カフェを、ライター・喫茶写真家の川口葉子さんがご案内。

旅の一日にも毎日の暮らしにもコーヒーは欠かせないもの。素敵な時間が過ごせる自家焙煎店やコーヒーショップへご案内します。

◆スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店

暖簾をくぐって畳の間へ

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二寧坂の朝の風景。築百年超の主屋と大塀(だいべい)は伝統的建造物に指定されている。

世界各国に店舗をもつグローバルなコーヒーショップが、京都では特別な表情を見せている。床の間と違い棚をしつらえた和室の驚きは想像以上。新しいコーヒー体験が待ち受けている。

2017年、人気の観光エリアにオープンした「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」は、築百年超の伝統的な日本家屋を活用した風格漂う外観。

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町並みに合わせてロゴも特別仕様。古都に溶け込んでいる。

この店舗はスターバックスが日本の各地域に展開してきた「スターバックス リージョナル ランドマーク ストア」のひとつとして、地域の歴史や伝統文化に敬意を払い、その土地の魅力を世界に発信することをコンセプトに掲げている。

暖簾(のれん)をくぐって内部へ足を踏み入れると、日本の伝統建築とスターバックス文化が融合した空間の洗練ぶりに目をみはる。

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畳の間は3室あり、それぞれに趣が異なる。

蹲(つくばい)を置いた小さな前庭には瓦(かわら)が埋め込まれ、視覚的なアクセントになっている。よく見ればその瓦は人魚・サイレンのウロコ! 言われなければ気づかないほどさりげない演出やアートが店内のあちこちにほどこされている。

二軒の家屋をつないで奥へと長くのびる空間は、思いのほか仄暗(ほのぐら)い。

そこに注文カウンターの柔らかな光が優しく浮かび上がっている。行灯(あんどん)をイメージした照明だという。

廊下を進み、奥庭に面した空間でコーヒーを受け取ったら、さあ、二階へ。

畳の間と洋間、伝統建築と現代アートが同居する空間で、記憶に残る一杯が楽しめるはず。

スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店

所在地 京都市東山区高台寺南門通下河原東入桝屋町349
電話番号 075-532-0601
営業時間 8:00~20:00
定休日 不定休
アクセス 京阪「祇園四条」駅より徒歩18分
https://store.starbucks.co.jp/detail-1476/

menu(税別)

ドリップコーヒー 290円~
スターバックス ラテ 340円~
チョコレートチャンクスコーン 260円
サンドイッチ各種 380円~
ベーコンとほうれん草のキッシュ 380円

『京都 古民家カフェ日和 古都の記憶を旅する43軒』

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著:川口葉子 発行:世界文化社

京都の魅力あふれる古民家カフェへご案内。建物のかつての姿は、京町家、お茶屋さん、銭湯、旅館……築250年にもなる茅葺屋根家から、築50年の昭和住宅まで。過去と現在が交差する43軒の物語。

文・撮影=川口葉子

川口葉子

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