手話通訳いる病院0.5% 医療アクセス環境の改善を

手話通訳いる病院0.5% 医療アクセス環境の改善を

  • OVO
  • 更新日:2021/04/07
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言葉の通じない国で病院に行く必要に迫られたら? 買い物なら買わずに帰れば済むが、身体の不調は放置できない。その国でワクチンを受けねばならなかったら? やはり説明を理解したい。国内でも、手話でコミュニケートする人々は、病院に手話通訳者がいなければ同じような苦況に置かれる。「病院で働く手話言語通訳者の全国実態調査」(NPOインフォメーションギャップバスター・横浜市)によると、手話言語通訳者を配置している病院は全国で42病院、全体のたった0.5%であることが分かった。

厚生労働省の「医療機関における外国人旅行者及び在留外国人受入れ体制等の実態調査」によると、音声言語の医療通訳者が配置されているのは255病院。つまり外国語通訳より手話通訳ははるかに少ない、ということだ。

手話言語通訳者の財源がないことや、そもそも手話言語による医療通訳育成カリキュラム基準がないこと、病院内の手話言語通訳者の身分が不十分であることなどが背景にあるとみられている。

法制度の制定や支援対策の確立が必要な分野。コロナに関連して医療現場のさまざまな課題が見えてきている昨今、聴覚障害者に対する医療アクセス環境の改善も大きな課題の一つだ。

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