伊ITAエアウェイズ、大韓航空とコードシェア 日本路線も対象

伊ITAエアウェイズ、大韓航空とコードシェア 日本路線も対象

  • Aviation Wire
  • 更新日:2023/11/21

イタリア国営航空会社ITAエアウェイズ(ITY/AZ)は現地時間11月20日、大韓航空(KAL/KE)とのコードシェア(共同運航)契約を締結したと発表した。21日から両国の国内線のほか国際線で開始し、大韓航空の一部日本路線も対象となる。

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大韓航空とコードシェアを始めるITAエアウェイズ=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

ITAは大韓航空の運航便にITAの「AZ」便名を付与する。対象路線はソウル(仁川)発着のミラノ、ローマの2路線のほか釜山、大邱の韓国国内線2路線。また、関西、中部、福岡、札幌(新千歳)の日本4路線も含まれる。

大韓航空はITA運航便に「KE」便名を付与する。対象路線はローマ発着のボローニャ、ヴェネツィア、トリノ、トリエステ、ジェノヴァ、バーリ、ブリンディジ、フィレンツェ、カターニア、パレルモ、ナポリのイタリア11路線と、マドリード、バルセロナ、アテネ、カイロ、ミュンヘンの国際5路線。

ITAは経営破綻したアリタリア-イタリア航空(AZA/AZ)に代わる航空会社で、イタリアの経済開発省が100%出資し2020年11月に設立。2021年10月15日に就航した。5月25日には、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)を中核とするルフトハンザ・グループが、ITA株の41%を取得すると発表した。

Yusuke KOHASE

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