昔あったあのテーマパーク、今はどうなっているの?

昔あったあのテーマパーク、今はどうなっているの?

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  • 更新日:2022/05/15

過去に廃園となったテーマパーク跡地はどうなっている?

日本にはさまざまなテーマパークが数多く存在しますが、 やむをえず廃園となってしまったテーマパークもあります。そういったテーマパーク跡地は、現在はどうなっているのでしょうか。

【画像】遊園地が無残な姿に!「廃墟」となったテーマパークを見る(10枚)

■北海道:グリュック王国

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ドイツの名城を再現したホテルや、グリム童話をモチーフにした遊園地などを備えていた「グリュック王国」

「グリュック王国」は、中世ドイツの町並みを再現し、1989年に開業したテーマパークです。ドイツの名城を再現したホテルや、グリム童話をモチーフにした遊園地などを備えていました。

2007年に資金繰りの悪化により廃業してしまい、現在は立ち入り禁止の廃墟となっています。

■東北(宮城県):化女沼レジャーランド

「化女沼レジャーランド」は、宮城県で1979年に開業したテーマパークです。非常に人気の遊園地でしたが、バブル崩壊により経営不振に陥ったことが原因となったのか、2001年に休業しました。その後、敷地内で温泉を掘り当て温泉施設としてオープン予定でしたが、オープンすることなく廃業してしまいました。

現在は廃墟となり立入禁止ですが、不定期にオーナーの許可を得た廃墟ツアーがおこなわれています。跡地は売却予定ではあるものの、なかなかオーナーの意向に沿った買い手が見つからないようです。

■関東(神奈川県):向ヶ丘遊園

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小田急電鉄向ヶ丘遊園駅

1927年に開業した「向ヶ丘遊園」は花見の名所として有名で、遊園地や資料館、運動場なども備えた施設でした。 しかし、経営母体の小田急電鉄が、向ヶ丘遊園の資金繰り悪化を理由に廃業を決断し、2002年に廃業しました。

現在は、向ヶ丘遊園のばら苑は川崎市が引き継ぎ、「生田緑地 ばら苑」として管理しているほか、跡地の一部は「川崎市立藤子・F・不二雄ミュージアム」となっています。また、2023年には温泉やショッピングモールなども開業するようで、跡地は有効利用されているようです。

■北陸(新潟県):新潟ロシア村

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2004年に廃業した「新潟ロシア村」

「新潟ロシア村」は、ロシアとの文化交流を目的に1993年に開業したテーマパークで、ロシア民族舞踊の実演や民芸品の販売など、ロシアを満喫できる施設でした。しかし、メインバンクが破綻し、資金繰りが悪化したことが原因で2004年に廃業してしまいました。

一方、2009年に不審火によって廃墟で火災が発生したり、心霊スポットとして一時注目を集めるなど、多くの謎や噂を残したまま、現在でも跡地は立入禁止となっています。

■東海(山梨県):富士ガリバー王国

「富士ガリバー王国」は、山梨県で1997年に開業したテーマパークです。その名の通り、ガリバー旅行記がテーマとなっており、45mのガリバーが横たわるガリバー島を始め、牧場やボブスレーのコースなどが設置されていました。しかし、開業からわずか4年という、2001年に廃業。廃業した理由は多く語られていますが、公共交通機関で行きづらい場所にあることや、近隣の富士急ハイランドに来場者が流れてしまったことも理由に挙げられます。

跡地は廃業後に売却されましたが、今のところ再利用の見通しが立っておらず、立ち入り禁止の廃墟となっています。

■関西(奈良県):奈良ドリームランド

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廃業後の「奈良ドリームランド」

「ディズニーランドの日本版」をテーマとした「奈良ドリームランド」は、1961年に開業したテーマパークでした。ピーク時には年間150万人以上が訪れていたほどの人気テーマパークでしたが、バブル崩壊後、徐々に経営が悪化し、とうとう2006年に廃業に至りました。

現在、跡地を買収した会社が遊具を撤去しているため、跡地は何もない更地の状態になっています。私有地のため、無断で敷地内に入ることはできません。

■中国(広島県):呉ポートピアランド

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「呉ポートピアランド」廃業後に市民公園、イベント会場として開放された「呉ポートピアパーク」

「呉ポートピアランド」は、呉市や阪急電鉄の出資による第三セクターで、スペインのリゾート地をイメージして1992年に開業したテーマパークです。遊園地は絶叫マシンが中心で、一部のファンの支持を得ていたようです。

そんな呉ポートピアランドは、経営不振により1998年に廃業しました。当時はあまりに莫大な負債額から、中国地方最悪の第三セクター破綻と言われました。しかし、現在では「呉ポートピアパーク」と名前を変え、市民公園、イベント会場として開放されています。

■四国(愛媛県):赤松遊園地

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「赤松遊園地」の入口

「赤松遊園地」は、愛媛県の海辺にあったテーマパークで、地元住民には遠足に行く場所としても親しまれていました。明治時代に開業した赤松遊園地は、経営母体があったわけではなく、時代の移り変わりとともに徐々に廃業していきました。

今では廃墟や古い遊具が残っており、「赤松遊園地クリーンプロジェクト実行委員会」の方々が、跡地を再生しようと活動されているようです。

■九州(福岡県):スペースワールド

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2018年に惜しまれながらも廃業した「スペースワールド」

宇宙がテーマとなっていた「スペースワールド」は、1990年に開業し、絶叫コースターや、宇宙博物館といった宇宙関連施設が人気でした。

2018年に惜しまれながらも廃業しましたが、跡地には2022年4月28日に「ジ・アウトレット北九州」という商業施設がオープンするなど、有効活用されているようです。

■沖縄:沖縄アイランドパーク

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「沖縄こどもの国」の中の遊園地として、1990年に開業した「沖縄アイランドパーク」

「沖縄こどもの国」の中の遊園地として、1990年に開業した「沖縄アイランドパーク」は、日本最南端の遊園地として注目を集めたテーマパークです。初年度は非常に来場者が多かったようですが、翌年から徐々に来場者も減少していき、1999年に廃業しました。廃業の理由は経営難に加え、沖縄こどもの国との訴訟を抱えていたことでした。

沖縄こどもの国は現在も営業していますが、沖縄アイランドパークの跡地は遊具が撤去された後、ほぼ使用されていない状態になっています。

このように、テーマパーク跡地は新たに活用されていたり、生まれ変わりを模索しているケースに加え、さまざまな理由から廃墟のままになっている場合もありました。しかし、廃墟と言えども私有地のため、無断で廃墟に立ち入ると不法侵入になってしまいます。決して廃墟に行くことを推奨するわけではない点には、注意が必要です。

※ ※ ※

テーマパークが廃業となってしまうのは寂しいことではありますが、再利用されている場合は、生まれ変わった跡地に行くのもまた一興といえます。

「昔ここに何があった」と思い出しながら足を運び、懐かしい思い出に浸るのも楽しいものです。しかし、廃墟になっている場合、無断で廃墟に立ち入ると不法侵入になってしまう点は、留意しておく必要があります。

Peacock Blue K.K.

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