
今年11月、香川県議らが10日間の日程で、ブラジル・パラグアイ・アメリカを訪問する予定です。
県議会は当初、県議1人あたりおよそ263万円の計画書を示していました。これに対し、市民団体は「派遣費用が高すぎる」として、およそ3万人の署名を集め、「見直し」を求める陳情書を提出していました。
明るい民主県政をきずく香川県連絡会 多田等代表:「全員しっかりと絶対にこれはやめてくれという思いで、(署名を)集めることができました。これは誰が考えても怒り心頭しかない」
こうしたなか、15日、県議会が6人分で総額およそ1125万円という費用の概算を発表しました。1人あたりおよそ188万円です。“およそ3割の削減”となった要因としては、議員が宿泊する部屋のグレードをスタンダードに下げたことや、業務委託する予定だった通訳を、現地の県人会に依頼したことなどを挙げています。
香川県議会事務局 三好謙一事務局長:「当然、その時(6月時点)から精査するというか、そのまま契約するつもりは全くありませんでしたので、その点はご理解いただきたい」
(「グッド!モーニング」2023年9月19日放送分より)