
◆明治安田J1第5節 福岡2-1湘南(19日・ベスト電器スタジアム)
この日が福岡大の卒業式だった鶴野が大仕事をやってのけた。
後半32分にJ1リーグ戦初出場となるピッチに入ると、スピードと鋭い仕掛けで何度もチャンスメーク。山岸の勝ち越しゴールでは福岡大の先輩でもあるGK永石のパントキックに反応し、裏に抜け出してボールをゴール前まで運び、ドリブルで相手をかわしてエースにパスを送った。
プロデビュー戦のルヴァン・カップでゴールを決め、長谷部監督に「一番乗っている選手」と切り札として投入された期待に応えた。卒業式はもちろん欠席したが、最高の思い出となり「いいスタートが切れました」と笑みを浮かべた。
西日本スポーツ