ボッチャ代表、柔道女王からメンタル強化術学ぶ

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/11/21

来年の東京パラリンピックで複数のメダル獲得を目指すボッチャ日本代表が、女子柔道五輪2大会連続金メダリストの谷本歩実さん(39)からメンタル強化術を学ぶことになった。村上光輝監督(46)と日本協会関係者が21日、東京都内で取材に応じ、チームの現状と今後の強化スケジュールなどを明らかにした。

日本代表「火ノ玉ジャパン」のメンバーは強化指定選手15人。16年リオデジャネイロ大会チームBC1-2銀メダルメンバーの杉浦英孝(38=伊豆介護センター)、広瀬隆喜(36=西尾レントオール)らを中心に10月、今月と都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を行い、新型コロナウイルス禍の中で本格的に活動を再開した。しかし、ここにきて感染者が再々拡大していることから12月に予定した合宿は中止された。

それに代わって設定されたのがオンライン合宿。講師役として登場するのが04年アテネ、08年北京五輪63キロ級女王の谷本さんだ。金メダル獲得後の4年間、強いメンタルを維持して再び世界の頂点を極めた経歴から白羽の矢が立った。

選手は重度の障がいを持ち、コロナに感染すれば重症化のリスクが高いだけに自粛期間は長期に及んだ。しかし、村上監督は「以前なら1時間かかっていたことが10分でできようになっている」と明言。感染防止のために一部欠席者はいたものの、2度の合宿を通じて選手のポテンシャル向上を実感している。自粛中に積み重ねたオンライン合宿で選手間のコミュニケーションが深まったことが最大の要因で、明確なテーマを持った個人練習で技術的に進歩した選手も複数いるという。

今後の国際大会開催などはいまだに流動的で、東京へ向けて不確定な要素も多い。それでも日本代表は強い結束力で着実に進化し、メンタル面も補強しながら準備を進める。

◆ボッチャめも 東京大会ではBC1~4までの4クラスで個人戦と団体戦(チーム、ペア戦)が行われ、日本代表として10選手が選出される。昨年12月の日本選手権各クラス優勝者、BC1中村拓海(22=愛徳福祉会)、BC2広瀬隆喜(36=西尾レントオール)、BC3河本圭亮(22=東郷町施設サービス)、BC4江崎駿(19=法大)の4選手は代表に内定している。

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