踏みとどまったオリックス ジョーンズ代打で決勝弾―プロ野球日本シリーズ

踏みとどまったオリックス ジョーンズ代打で決勝弾―プロ野球日本シリーズ

  • 時事通信社
  • 更新日:2021/11/25
No image

9回、勝ち越しソロ本塁打を放つオリックスの代打ジョーンズ=25日、東京ドーム

オリックスベンチは静まりかえった。3点リードの八回。救援のヒギンスが、山田に同点3ランを浴びた。明らかに流れはヤクルトへ。だが、今季のチームは何度も逆境をはね返してきた。底力を見せたのは、代打のジョーンズだった。

九回。先頭で打席に入った助っ人は、相手守護神マクガフの失投だけを待った。2ボールから、浮いてきた速球。大振りせずコンパクトに振り抜いた。打球はファンが待つ左翼席へ。値千金の決勝ソロが飛び込んだ。

No image

観客へのあいさつ後、笑顔で撮影に応じるオリックスのジョーンズ=25日、東京ドーム

代打での研ぎ澄まされた集中力はシーズンから折り紙付き。「自分の与えられた役割を果たそうとしっかり準備していた。大事な場面で打つことができてよかった」。ダイヤモンドを一周し、笑みがあふれた。

「野球はジェットコースターのようなもの。一喜一憂するな」。米大リーグで実績を残したジョーンズが、若い選手に常に言い続けた言葉だ。切り替えて楽しむことを教えてきた打者が、瀬戸際に立たされたチームを救った。

救援の不安定さは拭えないが、何とか勝った。次の2試合は慣れ親しんだほっともっと神戸に舞台を移し、エース山本、宮城の二枚看板が控える。「神戸で日本一を決めたい」と話していた監督の言葉を現実のものにできるか。

時事通信社

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加