◇セ・リーグ 巨人―DeNA(2022年6月23日 東京D)

<巨・D>4回を投げ終え、汗をぬぐいながらベンチに引き揚げる先発の赤星(撮影・河野 光希)
巨人のドラフト3位右腕・赤星優志投手(22)がDeNA戦(東京D)に先発登板。4回7安打5失点で降板し今季4勝目はお預けとなった。
厳しい立ち上がりとなった。赤星はDeNA戦はプロ入り後初登板。初回、先頭の蛯名を三ゴロ、続く桑原を右飛に打ち取り難なく2死としたが、続くリーグ打率トップの佐野に139キロのカットボールをバックスクリーン右に運ばれ、いきなり先制点を許した。2回も先頭の宮崎から連打を許してピンチを招き、森と蝦名に適時打されて2失点した。
3回はウォーカーの好守にも救われ3者凡退と立ち直った赤星だったが、4回には2死二、三塁のピンチを招き、蛯名に2点適時打を打たれ0-5とリードを広げられ、この回でマウンドを降りた。
赤星は4月24日の中日戦(バンテリンD)でプロ最短となる3回途中7安打6失点KO、5月3日の広島戦(マツダ)で4回途中11安打12失点(自責3)KO、6月1日のソフトバンク戦(東京D)で5回途中6安打6失点KO。前回登板の6月9日は菅野の体調不良による先発回避を受けて、急きょ先発し5回2安打1失点で3勝目を挙げていたが、再び大量失点で早期KOとなった。
▼赤星 決めにいったボールが全て甘く入ってしまったので、しっかり投げきれるようにしなければいけない