ZARDの音楽性継承、女性3人バンドが初のオリジナルアルバム 坂井泉水の未公開詞も

ZARDの音楽性継承、女性3人バンドが初のオリジナルアルバム 坂井泉水の未公開詞も

  • 神戸新聞NEXT
  • 更新日:2021/09/15

関西が拠点の女性3人のバンド「SARD UNDERGROUND(サード・アンダーグラウンド)」が、1990年代のJポップを代表する「ZARD(ザード)」の音楽性継承に取り組んでいる。今月、オリジナルの初アルバムを発売。ZARDのボーカル、故坂井泉水さんの未公開詞を含む全11曲を収録した。

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ZARDに憧れてバンドを結成した「SARD UNDERGROUND」の杉岡泉美(左から)、神野友亜、坂本ひろ美=神戸新聞社

ZARDは91年デビュー。ボーカルの坂井を中心に、「負けないで」のヒットで知られ、力強い歌声、ビートのきいたメロディーでファンを引きつけた。

サード-の3人は、その音楽性や、2007年に亡くなった坂井の歌声にひかれ、影響を受けた。ベース担当で、兵庫県出身の杉岡泉美は「メッセージ性が強く、表現力も豊かで、心に残りやすい」と魅力を語る。同じ思いのボーカル神野友亜、キーボードの坂本ひろ美と意気投合し、19年にバンドを結成した。

名曲をカバーしたライブを開き、アルバムをリリース。自分たちのオリジナル作品にも着手する。杉岡と神野がサンテレビでレギュラー番組を持った縁もあり、サンテレビガールズのイメージ曲を歌うほか、アニメの主題歌も手がける。

オリジナルアルバム「オレンジ色に乾杯」の1曲、「夏の恋はいつもドラマティック」は、坂井の遺作ともいえる詞に曲を付けた。

〈♪涙をいっぱいためた 夕陽のよう〉

かつての恋を懐かしむ曲。神野は「切ない詞だけど、きれいな夕陽を前にした情景が浮かぶ。坂井さんの相手を思いやる気持ちがこもっている」。

アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマなど坂井作詞の計3曲を盛り込んだ。坂本は「ZARDを知らない世代にファン層を広げるチャンスにしたい」。(津谷治英)

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