
“電撃離婚”について語る坂口
元タレントの坂口杏里(32)と格闘家の夫、福島進一(33)が9月、離婚成立した。ふたりは昨年6月に入籍したが、今年1月と5月には坂口の発作による緊急搬送、昨年12月と今年5月にはInstagramのストーリーズ上で離婚について揉めていることを投稿するなど、様々な危機があった二人。5月には二人が離婚届に署名捺印し、あとは提出するのみという争いにまで発展していたが、なんとか踏みとどまった矢先の今回の出来事だった。坂口は離婚成立後、住んでいた家を出て漫画喫茶で寝泊まりしているという。そんな坂口に独占取材した。
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──Instagramでは元夫の福島さんに「勝手に離婚届を出された」としていました、実際、どのような状況で離婚に至ったのでしょうか。
投稿の通り、進一が勝手に離婚届を提出しました。8月24日に進一が家を飛び出した後、私の15年来の付き合いのA子さんと進一、進一の知人を交えての4人で、27日に1回目の離婚協議をしたんです。そこで話がまとまらなかったので、次は9月3日に行なうはずでしたが、進一は初めからその集まりにくるつもりはなかったようです。私が家にいない間に猫2匹を奪い去って、もともと用意していた離婚届も持ち出し、13日に私に事前に知らせることなく、計画的に区役所に届けに行ったようです。
──離婚協議では、何を話しあっていたのでしょうか。
離婚後の誓約書を作ったんです。まだ途中でしたが、ひとつは「離婚成立後に住んでいるアパートを私が出ること」ということと、もうひとつは「ペットの猫2匹のうち、元から進一が飼っていたルイ君は進一が、杏里が買ったモコちゃんは杏里が引き取ることにする」という取り決めでした。そのどちらも守られてません。
──離婚届を勝手に提出されたとのことでしたが、それはいつ作成したものだったのでしょうか。
今年5月です。私はもともと、2020年ごろからPTSDを発症しており、怒鳴られると怖いのです。それを知っていながら、進一は何かあるごとに私を怒鳴り散らしました。それもあって、眠れない日々も続いたし、てんかんも発症しました。このままでは私が壊れてしまうと思い、お互いに離婚届に署名して捺印しました。
──でも、その時は離婚届を出さなかったんですね。
はい。なんだかんだ、その時は進一が「なんとかやっていこう」と引き留めたので届出は出しませんでした。いま思えば、あの時進一が私を引き留めたのは、進一がやってたウーバーイーツの配達の仕事やネットワークビジネスの収益だけでは暮らせないからってことで、私を利用しようとしていたのかとも思います。でももっと疑問なのは、私も記憶が曖昧なんですけど……そのとき離婚届けはもう不要だということで、数日後にゴミ箱に捨てたはずなんですよね……。
──ということは、捨てた離婚届を進一さんは隠れて持っていたということでしょうか。
それがわからないんです。私はその時、ゴミ袋に捨ててそのままゴミ集積所に出したはずなのでその書類が家にあるはずはないんです。もしかしたら進一は勝手に書いて提出したのかな?と疑ったほどで……。
──では、離婚届を勝手に提出したというのは、その後に進一さんがストーリーズに上げていた投稿で知ったのですか。
いえ、その投稿をする前に、私に直接ショートメールしてきました。まさに私の同意なく勝手に提出し、事後報告してきたんです。その後、私の電話を着信拒否しLINEもブロックしています。そのくせ、自分が用がある時だけ解除してメッセージを送り、またすぐブロックする。まだ金銭面で解決してない問題だってあるのに、これでは話し合いになりません。
──解決してない問題とは、どのようなことでしょうか。
私も進一も今年2月からTikTokライブを始めているんですが、その収益は私のものも含め進一の口座に振り込まれるようにしていたんです。私の収益分は進一から手渡しでもらっていました。でも8月に稼いだ15万円ほどの収益は進一から受け取ってません。それに、実は以前に進一の元奥さんの親戚と思われる方から、InstagramのDMで「あなたの旦那さんに貸した1000万円を返して欲しい」というようなメールを受け取りました。その問題だって解決していないし。
進一の金銭感覚で辛かったことは他にもあります。私の友人のA子さんと3人でコンビニに行った時、会計時にフッといなくなり、私もたまたま財布がなくてA子さんに出してもらったら、その後に戻ってきて平然と「ありがとうございます!」と言う、お金にだらしない体質がありました。そういうシーンは何度かあったし、彼がウーバーイーツを始めるために買ったスクーターも私が出したものです。それらを全部返せとは言わないけど、やっぱり私のお金で買って育ててたモコちゃん(愛猫)はやっぱり返してほしいと思います。
──いま、結婚生活を振り返り、思うところはありますか?
かつて結婚式を挙げたいとか子供がほしいとか話してたこともあったけど、やっぱりそれは金銭的に無理だと常に感じていたし、それに向けて具体的な話も行動もしてきませんでした。子供、ほしかったですけどね。それに進一は「どんな時も、何があっても、俺が杏里を守るから」と言っていたのに、その約束からも離婚届を無断で出して逃げたのは、本当に空しいし悲しいと思います。
──離婚後、一部報道では漫画喫茶に寝泊まりしているとありましたが、今はどうなのでしょうか。
進一と住んでいた家を出て1週間、漫画喫茶で寝泊まりしてました。まさに今日、新しい家が決まったので契約を結びに行きます。荷物は全てトランクケースにまとめているので、これから新しい生活が始まります。
──子供は今もほしいお気持ちはありますか。
ありますよ。私、子供大好きだから。本当は私のライフプランでは26歳で子供が3人いるはずだったんですけどね(笑)。今度は普通の男性と出会って、数年ほど遅れてしまったプランを叶えたいと思います。
取材は坂口さんの友人、A子さん(51歳)も立ち会って行われた。A子さんは言う。
「杏里ちゃんとは事務所に所属してた時代からの付き合いで、その後セクシー業界にデビューした時もずっと見てきましたが、進一さんと結婚してからの杏里ちゃんが最も不安定だなと感じていました。睡眠薬はお母さんが亡くなってから服用していましたが、結婚後は減ったかな? と思っていたらその後すぐに服用が何倍にも増え、てんかんまで発病してしまった。
2020年11月にあった監禁騒動の後は私の家に逃げ込んできましたが、あの時ですら痙攣などしませんでした。進一さんは結婚生活でどれだけ怖い思いやプレッシャーのある生活を強いたのでしょう。進一さんがバーの仕事を辞めてからは杏里ちゃんが生活費や進一さんの借金を肩代わりして返していたし、吸い取られる一方だと思った。杏里ちゃんは進一さんとは離れてよかったと思います」
坂口さんはまだ32歳。子供3人に恵まれるライフプランを叶えるにはまだ十分の時間がある。今度こそ、幸せになってほしいと願うばかりだ。
NEWSポストセブン