「いじられキャラ」だって人知れず、毎日「女」を演じている

「いじられキャラ」だって人知れず、毎日「女」を演じている

  • かがみよかがみ
  • 更新日:2020/09/17
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カテゴリ:いじられキャラ。愛あるいじりが自然と人を呼び寄せる

私たちは普段、知らず知らずのうちに「〇〇系」だとか「〇〇キャラ」というワードでカテゴライズされていたりする。その良し悪しは時と場合によりけりで、得をする場合もあれば損をする場合もあるかと思う。

ここで私自身の話に移りたい。私は自他共に認める「いじられキャラ」である。

損得の比率、7:3。損だと感じることの方が、ずっと多い。

基本的には、何を言われてもヘラヘラと受け流したり、派手にツッコミを入れたりして場を盛り上げることができるタイプ。

そもそも自分に対して然程コンプレックスがないので、たとえば「ブス!」などと言われても、自分がそう思っていなければノーダメージである。実際可愛いとチヤホヤしてくれる人たちもいるし、何ならそういうことを言うヤツらは案外「本当に思ってたら言わないよ」とフォローを入れてきたりする。所謂「愛のあるいじり」をされている。

そもそも私を「いじられキャラ」に仕立て上げるのは、いつも決まって仲が良くて、きちんとした信頼関係の間にある相手ばかりである。だから傷つかずに済んでいる。

また、こういうキャラクターだと認知されると親しみやすさを覚えるのか、自然と人が周りに集まってくる。先輩にはよく可愛がられるし、後輩には一番に懐かれる。と、ここまでは得だと感じる話。

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キャラ徹底がもたらした、恋愛対象になりにくいという顛末

一方「いじられキャラ」に徹しすぎて、もはや女芸人ばりに笑いを取ろうとしてしまうことも増えた。「おいしい」と感じることも多い。

ところが、そのようにして面白おかしく振る舞い続けた結果、ただ面白いだけの女になってしまって、今度は恋愛で躓くようになる。要は、「そういう目」で見てもらえない。「女」として扱ってもらえない、ということだ。これが「いじられキャラ」がもたらす大損だと言っても過言ではない。

サークルやバイト先で良いなと思える異性に出会っても、なかなか恋愛対象には入れてもらえない。まずは仲良くなろうと必死になった結果、本当にただ仲良くなっただけで気付けば相手には別の彼女ができていた、なんて苦い過去を思い出す。

中には想いが実を結んで、見事お付き合いに発展した相手もいたが、それも所詮過去の話。気付けば私の周りには、私を「女」として扱ってくれるひとはいなくなってしまったのだ。

目標はいじられキャラ卒業。女を演じ楽しむ日々は心を軽くする

「いじられキャラ」を挽回、したい。

ちょうど最後の彼氏と別れたぐらいのタイミングで一人暮らしを始めたこともあり、料理をするようになった。冷蔵庫の余り物で一品作れるぐらいにはレパートリーも増えた。

食事に気をつかうようになると、前より少し痩せて身体が綺麗になった。高いローンを組んで脱毛にも通うようになった。良い化粧品やスキンケア用品を買い揃えて自分をより一層綺麗に見せたいと思うようになった。正直近頃はマスクを外す機会もないし、前の自分だったらきっと少し手を抜いていたであろう化粧も、毎日欠かさずするようになった。

そうすると、少しだけ、気持ちが軽くなった。

可愛くなったね、と言われる機会が増えた。

だけどこれを大っぴらに話すのは恥ずかしいので、この場を借りて、言わせてほしいのです。

精一杯、「女」演じさせて頂いてます!毎日ね。

ただの「いじられキャラ」だと思って常々面白がっている男たちも、端から私を恋愛対象として見ることを辞めた男たちも、みんないつか思い知ればいい。「いい女」だったんだな、と。

だけど、このことはまだ、ここだけの秘密にしておくのよ。ここまで読んでくれた皆様と、私だけの秘密です。ラッキーだったね。「女」としての自分を毎日、大切に抱きしめてあげようね。

ニノマエ

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