巨人・丸、お目覚め!坂本&ウィーラーと一発共演 原監督の期待に応えた「しっかり粘って」2号

巨人・丸、お目覚め!坂本&ウィーラーと一発共演 原監督の期待に応えた「しっかり粘って」2号

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2021/05/04

セ・リーグ2位の巨人は3日、広島7回戦(マツダ)に3-2で勝利。昨季新人王の森下暢仁投手(23)に3本のソロ本塁打を浴びせ、連敗を2で止めた。六回に同点の2号ソロを放った丸佳浩外野手(32)は、2安打1打点の活躍で勝利に貢献。1日の中日戦(東京ドーム)では2打席で三振を喫した後、異例の途中交代を告げられた強打者が、かつての本拠地で気を吐いた。

これが、定位置を守り続けてきた男の強さだ。先制、同点、勝ち越しのソロ3発が飛び出した試合。同点の2号ソロを放った丸は、両手で頭上に「○」を描く恒例の「丸ポーズ」と、明るい笑顔で復活を印象づけた。

「しっかり粘って打てた。試行錯誤しながらやっていて、この前の2試合はそれが成功しなかった。結果が全ての世界。そこは真摯(しんし)に受け止めながら、できることをやっていくだけ」

第1打席で自身8打席ぶりの安打となる中前打を放つと、1-2の六回に森下のカーブを捉え、右中間席へ運んだ。3打数2安打1打点1四球。本来の姿を取り戻した。

不動の地位を揺るがす“危機”が迫っていた。1日の中日戦。第1打席から2打席連続三振を喫した後、三回に途中交代を告げられた。最近2試合は2つの併殺打を含む6打数無安打、4三振。4月前半に新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けて10日間入院し、急ピッチで復帰した影響が如実に表れていた。

この姿に、厳しい言葉を発したのが原監督だった。「(療養中の)2週間、寝ておくのは大変なこと。(復帰が)早すぎた」と理解を示しながら「『なんだ、あの人。あんな打撃をしていても使われるんだ』と思われるのは限界がある。主軸であり、給料だって違うわけだから」と、相手先発が左腕の試合でスタメンから外す可能性をちらつかせた。

期待し、信頼するからこそのメッセージ。2018年オフにFA権を行使して5年総額25億5000万円で広島から加入した丸は、それを記事で目にし、結果に変えた。

「今日の皆さんの記事で、少々ファイティングスピリットに火が付いたのか。どういう状況でも、栄養にすることをアスリートは心掛けておく。そこがやっぱり強さ」。原監督は、うれしそうに目を細めた。10年連続100試合以上(うち6度は全試合)に出場する背番号8が、その地位を不動にした古巣の本拠地で、意地を見せた。(谷川直之)

◆決めたのはウィーラー

決勝弾は好調のウィーラーが放った。2-2の七回先頭で森下の初球、146キロの直球を一閃。4号ソロをバックスクリーン右へ運び、「右中間は自分の強み。調子がいい証拠」と笑い、ベンチではおなじみの“くるりんぱ”を決めた。新型コロナ感染で離脱もあったが、12試合連続安打で打率・500、OPSは驚異の1・426。来日7年目でタイミングの取り方が向上したといい、出場15試合で無安打は1試合という絶好調が続いている。

データBOX

〔1〕巨人は一回に坂本の先制弾、六回に丸の同点弾、七回にウィーラーの勝ち越し弾で勝利。巨人で1試合に3本の殊勲本塁打(先制、同点、勝ち越し、逆転、サヨナラ)が出たのは、昨年9月12日のヤクルト戦(○5-4、東京ドーム、一回に岡本が先制3ラン、六回に大城が同点弾、七回に岡本が勝ち越し弾)以来。3得点全て殊勲本塁打だったのは、2007年3月30日の横浜戦(○3-2、横浜、一回に高橋由が先制、四回に李承●(=火へんに華)が同点弾、ゴンザレスが勝ち越し弾)以来14年ぶり。

〔2〕巨人の1試合3本塁打以上は4月28日のヤクルト戦(3本、神宮)以来、今季4度目。

No image

満面の笑みを浮かべて「丸ポーズ」。丸が2号ソロを放ち、勝利に大きく貢献した (撮影・桐原正道)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加