ウクライナの食文化に触れる/南部町で給食提供

ウクライナの食文化に触れる/南部町で給食提供

  • Web東奥|東奥日報社
  • 更新日:2023/01/26
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クラスメートと一緒にウクライナの郷土料理を取り入れた給食を食べるキリロさん(中央)

青森県南部町に昨年10月から、ウクライナ人家族が戦火の母国から避難していることを受け、町は25日、町内12小中学校でウクライナの郷土料理を取り入れた給食約千食を提供した。町によると県内自治体の受け入れは唯一で、ウクライナの食文化に触れ同国への理解と平和の尊さを学ぶ機会とするため、初めて企画した。

同日のメニューはウクライナ発祥のボルシチ風スープと、ジャガイモを薄い生地で包んだ「ヴァレニクス」をアレンジしたウクライナ風ギョーザなど。ボルシチは、赤カブ「ビーツ」を使用。ウクライナ風ギョーザにはジャガイモを加えた。

名川中(福井淳悦校長)にはウクライナ人家族の一人、キリロさん(14)が2年生で在学、スクールサポーターの佐藤邦彦さん(60)の支援も受け授業に参加している。福井校長によると、キリロさんは何事にも積極的に参加、他の生徒たちには「彼の良い影響として、相手を思いやる心が育っている」と話す。

給食を食べたキリロさんは「ウクライナ料理と少し味は違うがおいしかった。南部町はとても良いところ」などと語った。

クラスメートの赤澤梨乃さん(14)は「食べたことのない味だったが、おいしいと思った。(キリロさんとは)知っている単語を使って英語で会話をしている。授業中、積極的に発言をしていて刺激になる」などと話した。

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