鎌田復権の予感 W杯仕様の4-5-1新布陣で躍動

鎌田復権の予感 W杯仕様の4-5-1新布陣で躍動

  • 産経ニュース
  • 更新日:2022/09/24
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前半、先制のゴールを決める鎌田大地=デュッセルドルフのエスプリ・アレーナ(撮影・蔵賢斗)

【デュッセルドルフ(ドイツ)=川峯千尋】〝W杯仕様〟の新戦術で鎌田が復権を印象付けた。ドイツで23日に行われたサッカーの国際親善試合、日本-米国戦。鎌田は4―5―1の布陣でFW背後のトップ下に入ると、ゴール前を縦横無尽に動いて攻撃を活性化させた。前半25分には守田のパスを右足ダイレクトでゴール右隅へ。W杯へ強化を進める米国から決勝の先制ゴールを奪い、「日本代表のゴールは特別。決められてよかった」と胸を張った。

かつては代表のトップ下として確固たる地位を築いた。しかし、W杯アジア最終予選では先発した初戦と3戦目で見せ場をつくれず、零敗。日本は第4戦以降4-5-1から4-3-3に変更し、6連勝でW杯切符を勝ち取ったが、鎌田は代表から遠のいた。

腐らなかった。「選ばれなくなって、チームにフォーカスできた」。昨季は所属するドイツ1部のアイントラハト・フランクフルトを42年ぶりの欧州リーグ制覇に導いた。今季もリーグ4得点と好調を維持。ドイツでもまれた26歳の成長で、一度は〝封印〟された4-5-1の布陣が再び機能しだした。

森保監督はトップ下を置くメリットに「ボールを握ったときの起点を前線に増やせる」を挙げていた。狙い通り、この日は敵陣深くにパスが通ると、両サイドの久保、伊東と絡みながらゴールに迫る場面が増えた。鎌田自身も「いいオプションの一つになった」と手応えを口にした。

W杯1次リーグ初戦のドイツ戦まで2カ月。欧州屈指の日本人街を抱える都市に詰めかけた5000人超のサポーターの前で、代表にフィットした背番号15の攻撃センスが光った。

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