柳澤秀夫氏 自らのがん闘病振り返り「自分ががんという言葉を口にすることすら嫌だった」

柳澤秀夫氏 自らのがん闘病振り返り「自分ががんという言葉を口にすることすら嫌だった」

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  • 更新日:2023/01/30

元NHK記者でジャーナリストの柳澤秀夫氏(69)が25日、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。自らのがん闘病について語った。

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東京・六本木のテレビ朝日

この日、食道がん闘病を公表し、7カ月ぶりに活動を再開させた女優の秋野暢子のインタビューを放送。昨年6月に発覚した食道がんなどの治療について振り返り、「絶対治る!って、根拠のない過信って大事だなと思った」などと前向きにがんと向き合ったことを語った。

スタジオにコメンテーターとして出演した柳澤氏も2007年に肺がんを患い、キャスターを務めていた「ニュースウオッチ9」を降板した経験がある。降板当時は病名を公表しておらず、2012年に肺がんだったことを公表した。

秋野のインタビューについて意見を求められた柳澤氏は「(秋野の)“根拠のない過信”、あれが一番響きましたけど、僕は秋野さんのようには前向きになれなくて、最初に異常が見つかった時も、“がんかもしれない”ではなく、“絶対がんではないだろう”って、“絶対がんであるはずがない”という後ろ向き(な気持ち)だった」と回顧。「なぜこうなったのかって自分を責めることが多かった」ともいい、「非常に精神的にダメージ受けたし、“これから先、どうなるんだろう”ってオロオロした経験がある。結果的に、手術をして、結果的には抗がん剤治療をしましたけど、今にいたってこうやって話ができるようになるまで、自分の病気について話ができるようになるまで、何年かかったか。人から聞かれても話したくもないし、秋野さんのようにこちらから発信するなんて、自分ががんという言葉を口にすることすら嫌だった」と振り返った。

「そういう自分自身に対する向き合い方があったので、我々がん患者って、ひとくくりにしますけど、人それぞれだろうなと思う」と見解。「前向きになって、自分を鼓舞する形でがんを乗り越えることもできるし、それなりに自分を責めるかもしれないけど、その中で道も見えてくるかもしれない。本当に人それぞれなんだなと思いますね」と語った。

また、「戦場を駆け回っていた時はどれだけ生きるかじゃなくて、どう生きるかが問題だ!ってよく思っていた。だけど、いざ宣告されると、1日でも2日でも半日でもいいから、長く生きたい。長く生きるためにどうすればいいかって考えた。そのためにオロオロしてもしょうがない、自分に正直に生きようって人生観が変わった」とも語った。

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