【WBC】米国がベネズエラ破り準決勝進出 2連覇へ向けて打線爆発15安打9得点 ターナーが逆転満弾

【WBC】米国がベネズエラ破り準決勝進出 2連覇へ向けて打線爆発15安打9得点 ターナーが逆転満弾

  • スポーツ報知
  • 更新日:2023/03/19
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◆WBC2023 ▽準々決勝 ベネズエラ―米国(18日、米フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク)

スター軍団で大会2連覇を狙う米国が、逆転勝ちでベネズエラを破り準決勝進出が決まった。打線が爆発し、15安打で9得点。あす19日(日本時間20日)に決勝進出をかけてキューバと対戦する。

米国は初回、先頭のベッツ(ドジャース)から、トラウト(エンゼルス)、ゴールドシュミット(カージナルス)、アレナド(カージナルス)、タッカー(アストロズ)といきなり5者連続安打で3点を先取。ベネズエラの先発左腕M・ペレス(レンジャーズ)をたった16球でKOした。

1回裏にアラエス(マーリンズ)に2ランを浴びて1点差に迫られたが、4回にベッツの中犠飛、5回にタッカーのソロで1点ずつを加え、再びリードを3点に広げた。先発のリン(ホワイトソックス)も2回以降は立ち直って4回4安打2失点と試合を作った。

だが、3点リードの5回に救援陣が誤算だった。2番手・バード(ロッキーズ)、3番手・アダム(レイズ)がリードを守れずに4点を失って逆転。追いかける展開になった。さらに7回には5番手・ベッドナー(パイレーツ)がアラエス(マーリンズ)に右翼ポール直撃のソロを被弾。リードを2点に広げられた。

2点を追う8回はシュワバー(フィリーズ)の安打などで無死満塁の好機を作ると、「9番・遊撃」で先発出場したターナーが左翼へ満塁本塁打。一振りで再び試合をひっくり返した。あとアウト6つで敗退となる米国ベンチは満弾での逆転にお祭り騒ぎ。全選手がベンチを飛び出してターナーを出迎えていた。

スター軍団を結成する米国は、1次ラウンド(R)でメキシコに敗れる波乱はあったが、2連覇へ向けて準決勝に進出。侍ジャパンとも決勝で対戦する可能性がある。一方で1次Rでドミニカ共和国、プエルトリコを破ったベネズエラは米国からも7回裏までリードを奪いながらもあと一歩及ばず準々決勝で敗退した。

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