
『FGO』迷えるマスターへ「即戦力」に繋がる福袋召喚を伝授! もはや“当たり”しかない驚愕の福袋も

『Fate/Grand Order』(以下、FGO)にて、この時期恒例の福袋召喚が始まりました。今年の「7周年記念福袋召喚」は、なんと20種類も登場。これまで通り、この中からたったひとつしか選べす、挑戦できる回数も1度限り。そのため、どの福袋をチョイスするのか、その選択は誤りたくないものです。
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しかも「7周年記念福袋召喚」は、即戦力になるサーヴァントが引きやすい福袋が複数存在。最終的には運頼みになるとはいえ、戦力向上に繋がる可能性が高い福袋を選ぶ方が、よりよい結果になりやすいでしょう。
そこで今回は、全20種類の「7周年記念福袋召喚」の中から、即戦力になるサーヴァントが引きやすいものや、お得度の高いものなどを厳選し、そのお勧めポイントと合わせてお届け。どの福袋にすればいいのか悩んでいる方は、こちらを参考に選んではいかがでしょうか。
なお、今回はあくまでサーヴァントの性能や戦力になりやすいという基準で選んでいます。お気に入りのサーヴァントがいる方は、心の赴くままに選ぶのがお勧めです。
■まずは、お勧め福袋の結論から!

まず最初に、今回お勧めしたい福袋の結論からお伝えします。
・単体&全体の優秀どころが揃う「アーチャー1」・活躍する場面がはっきりしている「アーチャー2」・こちらも長所が明確な「ランサー2」・強力なサポートor単体宝具アサシンの最強格が狙える「アサシン2」・全員が当たりクラスの「バーサーカー2」・「オベロン」「蘆屋道満」が狙える「EXTRA6」
しかも「EXTRA6」以外は、★5サーヴァントの対象が3~4騎に限られているので、福袋の中ではかなり狙い撃ちがしやすいものばかり。また、全般的に当たりが多いものをチョイスしているので、有用なサーヴァントが手に入る確率が高めです。
「EXTRA6」のみ、対象が6騎と多めですが、「オベロン」と「蘆屋道満」の性能を踏まえると、この2騎のいずれかが1/3で手に入るのは悪い話ではありません。
福袋の選択に悩んでいる方は、この6つから選択してみてはいかがでしょうか。それぞれのお勧め理由や対象サーヴァントの概要などが知りたい方は、ここから各福袋について紹介するので、そちらもご覧ください。
■いずれも秀でた特徴を持つ「アーチャー1」

【アーチャー1】
・「イシュタル」・「ギルガメッシュ(アーチャー)」・「アルトリア・ペンドラゴン(アーチャー)」・「ジェームズ・モリアーティ」
戦力面でかなり高いレベルでまとまっているのが、「アーチャー1」福袋。アーチャーの全体攻撃宝具持ちは、俗に“魔境”と呼ばれることもあるほど、有能な面々がひしめき合っています。ですが、その中でも最強格の「イシュタル」を狙えるこの福袋は、かなり魅力的です。
「イシュタル」は、特攻効果を除けば、全体攻撃宝具アーチャーの中で最大級のダメージを叩き出すことが可能。そしてNP50%チャージ持ちなので、宝具発動も容易。戦力不足を補うのにうってつけです。

サーヴァント特攻が刺さると大ダメージを叩き出す「ギルガメッシュ(アーチャー)」も、即戦力に繋がるサーヴァントでしょう。実装時期がかなり前なので、スキルは全般的にシンプル。そのため、今の基準からするとやや盛り足りない感もあるものの、トータルの性能は今でも十分通用します。
そして、単体攻撃宝具アーチャーの中で特に有能な「アルトリア・ペンドラゴン(アーチャー)」がいる点も見逃せません。彼女は、宝具・コマンドカードともにNP獲得量が多く、宝具の連打力に優れています。適切な支援があれば怒涛の宝具ラッシュすら可能です。
こうした火力特化傾向にある面々と比べると、「ジェームズ・モリアーティ」の存在感は少しかげってしましますが、彼は味方全体へのバフを持っているため、サポート兼アタッカーとして立ち回れます。
例えば、最近のイベント周回は最高難易度の敵編成が変則的(3-3-3ではなく、3-1-1や3-1-3など)なので、単体攻撃宝具で高HPの単体敵を倒しつつ、他のアタッカーの与ダメージを底上げする……といった戦略も可能。器用に立ち回れるサーヴァントです。
■狙ったサーヴァントが1/3で引ける「アーチャー2」

【アーチャー2】
・「超人オリオン」・「ジャンヌ・ダルク(アーチャー)」・「清少納言」
「アーチャー2」福袋の★5対象は、わずか3体。欲しいサーヴァントを狙い撃つ場合、1/3の確率で手に入るのは、福袋として考えるとかなりの狙い目です。
「超人オリオン」の宝具は自身へのバフですが、この宝具とスキルが噛み合うと、一撃一撃が宝具並みのダメージを叩き出します。カードの采配に左右される点がネックとはいえ、その爆発力の大きさはアーチャー随一。高難易度や手強いボス敵など、ここぞという場面で頼れるサーヴァントです。

「ジャンヌ・ダルク(アーチャー)」は全体攻撃宝具持ち。自身のバフだけだと火力の伸びが今一つですが、十分なバフを受けた上で宝具攻撃を放てば、かなりのNPを獲得できます。編成に依る部分があるとはいえ、宝具の連打が十分狙えるので、イベント周回などで特に輝くことでしょう。
この2騎と比べると、「清少納言」は1歩譲る印象です。その理由としては、全体攻撃宝具ながらNP獲得量が今ひとつで、連打のハードルが少し高めなところ。ですが、彼女は味方への支援が可能なので、サポート兼アタッカーとしての役回りは十分果たせるでしょう。また、宝具で結構な数のスターを稼げるので、それを踏まえたクリティカル攻撃も視野に入ります。
■宝具の切り替えやローマ特攻の付与など、ユニークさも光る「ランサー2」

【ランサー2】
・「メリュジーヌ」・「ロムルス=クィリヌス」・「坂本龍馬」
「メリュジーヌ」は、現時点で唯一、単体と全体、両方の宝具攻撃を持つサーヴァント。切り替えは単体→全体の一方通行のみですが、この形で全体攻撃に切り替えた場合、一度限りですがNPを100%チャージするので、切り替えと同時に宝具が発動可能。そのため、変的な状況にも対応し易いですし、宝具の威力が跳ね上がる概念礼装「黒の聖杯」と組み合わせ、宝具切り替えからの即発動&大ダメージも狙えます。

シンプルで分かりやすい「メリュジーヌ」に対して、「ロムルス=クィリヌス」は「ローマ特攻」を駆使して戦うため、少し慣れが必要です。しかし、「ローマ特攻」の付与の仕方を理解し、スターの発生を支援すれば、強力なクリティカル+高ダメージの全体攻撃宝具が期待できるパワフルなアタッカーとして活躍してくれます。
ATKが低めというネックがある「坂本龍馬」は、しかし味方全体に「アーツカードアップ」「クリティカル威力アップ」「宝具のチャージを1段階引き上げ」といったバフを付与できるほか、スターを毎ターン最大10個獲得することも可能。サポートもできるアタッカーとして、役どころはしっかりとあります。
■優秀なサポーターが1/3で手に入る「アサシン2」

【アサシン2】
・「光のコヤンスカヤ」・「カーマ(アサシン)」・「セミラミス」
この福袋で最も注目したいのは、「光のコヤンスカヤ」。彼女の実装前は、バスター系のサーヴァントがやや不遇な状況にありました。しかし、バスターカードを対象とした高い効果の「性能アップ&クリティカル威力アップ&スター集中度アップ」の付与をはじめ、〔人間〕および〔人の力を持つ敵〕特攻やNP50%の付与など、豊富なバフによりバスターサーヴァントの可能性を一気に高めます。
特に強力なのは、スキルチャージを2つ進める効果を持つスキル。対象は単体のみですが、所持するスキル全てに効果があるので、対象サーヴァントのスキルの再使用をかなり早めてくれます。

しかも「光のコヤンスカヤ」を、自前で用意した上でフレンドからも借りた場合、瞬間的に4つ分のスキルチャージを短縮できます。スキルによっては、1ターン目に発動したスキルが3ターン目に再使用できるため、戦略の幅を広げることにも成功しました。このように2体並べて使いたい時もあるため、1/3という確率で狙えるこの機会に挑むのも一つの手です。
また「カーマ(アサシン)」は、単体攻撃宝具持ちアサシンの中でトップクラスに食い込む有能なサーヴァント。宝具の魅了効果で相手の行動を阻害しながらの立ち回りや、一時的とはいえアルターエゴ相手に有利状態で挑める特殊なスキルなど、多数の長所を持つ優れたアタッカーです。ちなみに、アルターエゴと有利に戦えるプリテンダーが登場したものの、その数はまだ少ないので、「カーマ(アサシン)」に頼る場面はまだまだ多いことでしょう。

サポートがトップレベルの「光のコヤンスカヤ」。単体攻撃宝具アサシンの代表格「カーマ(アサシン)」。この2騎と比べると、「セミラミス」は少し物足りなさがあります。宝具が強化済みなので悪くないダメージを叩き出すものの、豊富なバフを自身に向ければ「光のコヤンスカヤ」はアタッカーとしても活躍できるため、有用性には差が出てしまいます。
アタッカーとサポーターの両方をこなせる「光のコヤンスカヤ」が有能過ぎるというだけの話で、「セミラミス」も決して悪いサーヴァントではありません。ですが、福袋で狙いたいサーヴァントとなると、傾向としては「光のコヤンスカヤ」に軍配が上がるでしょう。
■全てが当たりと言っても過言ではない「バーサーカー2」

【バーサーカー2】
・「モルガン」・「アルジュナ〔オルタ〕」・「宮本武蔵(バーサーカー)」
今回の福袋の中でも特筆してお勧めなのが、この「バーサーカー2」。そもそもバーサーカーは、多くのクラス相手に攻撃有利が取れる強力なクラス。敵が複数のクラス編成で並んでいても、フォーリナー(とシールダー)以外であれば、相性有利で大ダメージが狙えます。
その特性から、優秀な全体攻撃宝具持ちバーサーカーは引く手あまた。そして、この福袋の対象3騎は、いずれもその条件を満たしているのです。
まず「モルガン」はNPチャージに優れており、自身に30%、味方単体に20%を付与できます。20%分も自分に回せば、自身のスキルだけで50%を確保。残り50%を味方の支援なり概念礼装で補えば、それだけで宝具が即発動できます。また、宝具の特攻効果や、スキルを併用したクリティカル攻撃などもかなり強力です。

「モルガン」と比べるとNPチャージ量は自身にのみ30%とやや劣るものの、スキルによる弱体状態特攻付与と、宝具のバスター攻撃耐性ダウンのコンボが非常にパワフルな「アルジュナ〔オルタ〕」。宝具のデバフが弾かれない限り、デバフ&スキル効果があるうちは常に敵を特攻状態で攻撃できるのは、非常に大きな強みと言えます。
また「宮本武蔵(バーサーカー)」は、上記の2騎とはやや違う方向性ですが、こちらも揺るぎない魅力があります。それは、宝具の連打力。自身だけだと物足りませんが、例えば「アルトリア・キャスター」の支援を全面的に受けると、宝具の連打力と火力の双方が向上。いくつか条件を整える必要はありますが、編成次第では3連射も視野に入るので、「モルガン」や「アルジュナ〔オルタ〕」とは違う強みで活躍できるサーヴァントです。
■狙いを絞るのは難しいが、「オベロン」と「蘆屋道満」がいる「EXTRA6」も魅力的

【EXTRA6】
・「オベロン」・「蘆屋道満」・「闇のコヤンスカヤ」・「マナナン・マク・リール〔バゼット〕」・「スーパーバニヤン」・「ジャック・ド・モレー」
ここまでは、特に優秀なサーヴァントを1/3~1/4という確率で狙え、また全体的に当たりの多い福袋をお勧めしてきました。ですが、この「EXTRA6」に限っては、対象が6体と多め。狙い撃ちは1/6と、かなり分が悪くなります。
しかし、その不利さを承知の上でこの福袋をピックアップしたのは、サポート能力に長けている「オベロン」が含まれているため。NPの総付与量は、「アルトリア・キャスター」と並んで現環境ではトップ。しかも広く浅く付与する彼女とは違い、「オベロン」は単体の味方に最大70%(全体20%+単体50%)を付与できるので、集中したサポートが可能です。

またデメリット付きですが、「宝具威力アップブースト状態」の付与もかなり強力。「オベロン」が付与できるスキルにも効きますが、概念礼装「黒の聖杯」などの効果にも乗るため、的確に組み合わせれば宝具ダメージが驚くほど跳ね上がります。デメリットとして、恩恵を受けたサーヴァントは次ターン以降永続的に行動不能になるものの、フィニッシュに使うことで実質デメリットのない運用も可能です。
クセがあるものの、その分強力無比なサポートを得意とする「オベロン」ですが、実装時のピックアップ召喚以降、手に入る機会がないまま今日に至ります。今後いつピックアップされるか分からないので、確率的には厳しいものの、この福袋で狙ってみるのも一興でしょう。

また、「蘆屋道満」が狙えるのも嬉しいポイントのひとつ。〔悪〕特性と〔混沌〕特性持ちの味方へのバフ、恐怖と混乱と呪いのデバフ、NP80%チャージなど、スキルが全般的に優秀。LV10にしたアペンドスキル2と組み合わせれば、宝具を即発動できます。
しかも宝具には高確率の即死効果があり、雑魚の露払いにうってつけ。イベント周回の1ウェーブ担当にも向いていますし、即死効果狙いなら宝具のLVアップを狙わなくていい点も助かります。
全6体が対象ですが、「オベロン」と「蘆屋道満」のどちらでもよければ、1/3で狙えると考えることもできます。その場合、他のお勧め福袋と大きな差はありません。また、「闇のコヤンスカヤ」や「マナナン・マク・リール〔バゼット〕」など、独特の立ち回りが出来るサーヴァントも対象なので、トータルで見ても十分魅力的な福袋です。

全20種類も並ぶ「7周年記念福袋召喚」の中から、特にお得度が高い6つの福袋を独断でお届けしました。もちろんこの他にも、惹かれる福袋はあります。例えば、「アルトリア・キャスター」が欲しい方は、「キャスター2」も魅力的に映ることでしょう。ただし「キャスター2」の対象は4騎なので、「アルトリア・キャスター」のみが欲しい場合だと1/4と少々厳しめなので、今回の厳選からは外させていただきました。
今回取り上げた福袋はどれもお勧めできるものばかりですが、最後は引く人自身の運が問われます。自分にとって外れがない福袋を選ぶか、外れもあるけど大当たりがいる福袋を狙うか。後悔が少ないように判断し、福袋に挑んでください。「7周年記念福袋召喚」は、8月10日の12時59分までなので、どうぞ見逃しなく!
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臥待 弦