
のアレクサンドラ・トルソワ(ロイター)
北京五輪フィギュアスケート女子銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ(18)が、男子で五輪2連覇を果たしプロに転向した羽生結弦(28)を大絶賛した。
トルソワはロシアメディア「マッチTV」のコラムで羽生について記述した。2019年のスケートカナダで同時に4回転トーループを跳んだことについて触れ「私が『一緒に跳ぼう』と声をかけたら、すぐにすべてを理解してくれて承諾してくれた」と思い出を語った。
さらに「結弦はフィギュアスケートが大好きで、真のフィギュアスケートのファンなんです。その大会では彼の演技を見ることができませんでしたが、エキシビションで結弦のナンバーを見ました。普通、スケーターは内容を簡略化するもの。でも、羽生結弦は違う!」と他選手との違いを指摘。
「氷に足を踏み入れ、スタートポーズで立ち、音楽が始まると…彼が振り向いたとたん、アリーナ全体が拍手と歓声に包まれました。そして終了後の彼は、大会開始時よりも疲れているように見えた。自分のすべてを氷の上に置いてきたのです」
より芸術性を求められるエキシビションに全身全霊で臨む羽生を感じ取ったという。
トルソワは「人々はそれを感じることができる。彼らは、そんな彼を愛し、称賛しているのです。レジェンドなのです」と記している。
プロになっても羽生は、世界中のスケーターが憧れる存在のようだ。
東スポWEB