ラプターズが強敵76ersを撃破して4連勝 ブーシェイが3Pを5発 渡辺は出場機会なし

ラプターズが強敵76ersを撃破して4連勝 ブーシェイが3Pを5発 渡辺は出場機会なし

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2021/02/22

NBA東地区全体6位のラプターズは21日、準本拠地としているフロリダ州タンパで同首位76ersと対戦し110―103(前半52―55)で勝利を収めて16勝15敗。4連勝を飾って今季初めて貯金を「1」とした。

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勝利が決まって喜びあうラプターズのシアカムとパウエル(AP)

ニック・ナース監督(53)は同じ東地区アトランティックに所属するディビジョン・ライバルに対して実質的に9人のローテーションで対抗。今季20試合に出場していた渡辺雄太(26)に出番は回ってこなかったが、後半の競り合いを制して白星をものにした。

ラプターズは第1Qの7分すぎに14点差をつけられながら、ここからのスコアを20―2で乗り切ってこのクオーターでは28―24と4点をリード。しかし後半に入ると滑り出しではリズムをつかめなかった。流れを変えたのはベンチから出たクリス・ブーシェイ(28=206センチ、91キロ)で、第3Qの終了間際に3点シュートを2本連続で成功させてラプターズはいったん1点をリード。この試合で17得点を稼いだブーシェイのシューティング・タッチは第4Qに入っても精度を保ち続け、このクオーターだけで3本の“長距離砲”をさく裂させて76ersのディフェンスをかき回した。3点シュートは6本中、自己記録に並ぶ5本を成功。チームは第4Qを27―19で制して東地区全体の首位チームを振り切った。

ラプターズでは今季17・7得点を挙げているベテランのガード、カイル・ラウリー(34)は足首の故障で3試合連続の欠場。ナース監督はディアンドレ・ベンブリー(26)を先発で起用したが、センターのアロン・ベインズ(34)をベンチスタートにさせたため、「スモール・ラインアップ」となった5人の平均身長は195・8センチと76ersを6・8センチも下回った。

そのベンブリーが前半でファウルトラブルとなったために「9人目」の選手として登場したのはガードのマット・トーマス(26)で、結局この日の出場選手は10人だった。フレッド・バンブリート(26)とパスカル・シアカム(26)はともに23得点をマーク。渡辺は出場しなかったがブーシェイの活躍もあってベンチスコアでは35―16と76ersを大幅に上回った。

ブーシェイはカリブ海のセントルシアの出身で5歳のときに母とともにカナダのモントリオールに移住。「ブーシェイ(BOUCHER)」はカナダ国籍の父親の性だが、両親はすぐに離婚しており、子どものころのブーシェイは貧困に耐えながらサッカーとアイスホッケーに興じていた。

16歳で高校を中退してレストランの皿洗いで生計を立てていた少年時代。ストリート・バスケは経験していたとは言え、本格的に競技に没頭したのは19歳のときで、バスケ人生はまさに“底辺”から始まっていった。米国のニューメキシコ州とワイオミング州にあるジュニアカレッジでプレーし、全米一部校のオレゴン大に進学したのは22歳になってから。そしてNBAウォリアーズにドラフト外で入団したあとは、傘下のマイナー、Gリーグで計48試合に出場してNBA昇格への足掛かりを築いた。NBA4季目の今季は平均13・4得点で、3点シュートの成功率は45・1%。ナース監督によるローテーションでは欠かせない選手に成長している。

一方、3連勝を逃した76ersは20勝11敗。体調不良で2試合を欠場していた211センチのポイントガード、ベン・シモンズ(24)が分39の出場で28得点、19日のブルズ戦で50得点をたたき出した213センチのセンター、ジョエル・エンビード(26)が25得点と17リバウンドを稼ぎ、サイズ的なアドバンテージを生かしてチームリバウンドでは45―39とラプターズを上回ったが、後半に入ってブーシェイのシュートに圧力をかけることができなかった。

ラプターズはこのカードでは12月29日(●93―100)に敗れていたがこれで1勝1敗。なお23日にも同じタンパで76ersと対戦することになっている。

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