「失投です」東浜巨に一球の悔いあり 「ラオウ」に食らった痛恨3ラン

「失投です」東浜巨に一球の悔いあり 「ラオウ」に食らった痛恨3ラン

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2022/06/23
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◆オリックス5-0ソフトバンク(22日、京セラドーム大阪)

ソフトバンク先発の東浜巨投手(32)が5回まで零封していたものの、6回に昨季本塁打王のオリックス杉本に痛恨の3ランを浴びた。試合前に最も警戒していたプロ初対戦のスラッガーに対し、悔いの残る一球に泣いた。打線も相手先発の田嶋に完封されて敵地で2連敗。66試合を終えた時点で昨年の2倍となる8度目の零封負けで楽天と入れ替わって再び首位から陥落した。

◇   ◇

オリックス打線の波状攻撃を何度も食い止めてきた東浜が一振りに泣いた。0-0の6回に宗と吉田正の連打で無死一、二塁とされると、杉本に甘く入った148キロ直球をバックスクリーンにたたき込まれた。「ラオウ」の異名を誇る昨季の本塁打王の3ランに敵地が「昇天ポーズ」で盛り上がる中、マウンド上の右腕は唇をかんだ。

「打たれたのは失投です。チームに本当に申し訳ない」。球団を通じて発表したコメントはわずか2行。6回3失点と試合をつくり、登板11試合目で9度目のクオリティースタート(QS、6回以上を投げて自責3以下)を達成したが、打線の援護なく2敗目。無念のマウンドとなった。

亜大のエースに君臨していた右腕は、自身より1学年下で青学大の主軸だった杉本と東都大学リーグで何度も対戦したが、プロでの顔合わせは初めてだった。「映像で見る姿とマウンドに(自分が)立ったときの姿というのをしっかり考えて投げたい」。警戒していた昨季の本塁打王を2打席目まで抑えていただけに、悔しさはより募った。

三者凡退は初回だけ。本調子には遠かったが、持ち前の粘り強さを発揮した。3回は無死一塁から若月にエンドランを決められて一、三塁とされたが、ボールを低めに集めて後続を断った。5回も1死一、二塁とされたが、福田を得意のシンカーで二ゴロ併殺に仕留めた。打線が田嶋を攻略できない苦しい展開の中、懸命に腕を振った。

ここまでチームの勝ち頭として6勝を挙げ、登板した試合はチームが8勝2敗1分けと高い勝率を誇ってきた。藤本監督も「悪いなりによく投げてくれた。あそこの一発もこっち(打線)が点を取れなかったのが原因だと思う」と責めなかった。

前カードで楽天に3連勝して首位を奪取したが、5位のオリックスに痛恨の2連敗。22日に楽天がサヨナラ勝ちを収めたため、今季3度目の首位陥落となった。24日からは本拠地に戻り、日本ハムとの3連戦に臨む。下位相手にこれ以上黒星を重ねるわけにはいかない。(長浜幸治)

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