「イムズ」南側に新広場 回遊性強化し地下通路も 天神再開発概要

「イムズ」南側に新広場 回遊性強化し地下通路も 天神再開発概要

  • 西日本新聞
  • 更新日:2020/09/16
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2018年の福岡市(本社ヘリから)

福岡市・天神の渡辺通りに面する商業施設「イムズ」の建て替えが決まっている天神1丁目地区について、大型再開発に伴う街づくり計画の概要が15日、分かった。容積率を現在の最大800%から1400%に拡充。渡辺通りと同市役所西側の「ふれあい広場」を結ぶ道路両脇を大型広場とするほか、新たな地下通路を2本整備して歩行者の回遊性を強化する。

2021年8月末に営業を終え、複合ビルに建て替えられるイムズの再開発に合わせて、地権者や市が街づくりの基本方針「地区計画」と「地区整備計画」を取りまとめた。来年春の都市計画決定を予定する。

市の再開発促進事業「天神ビッグバン」を巡っては、これまでに同計画が策定された3地区はいずれも明治通り沿いで、南側の渡辺通り沿いでは初めて。今回の計画にはオフィスビル「天神ツインビル」と、西日本新聞社などが所有し、大丸福岡天神店が入る「西日本渡辺ビル」なども参加するが、イムズ以外の再開発の動きは今のところない。

1丁目地区の計画原案によると、現在のイムズの南側に約500平方メートルの広場を設置し、さまざまなイベントが開催される市役所の「ふれあい広場」と渡辺通りをにぎわい空間でつなぐ。天神ツインビルが建て替えられる際には、同様に現在の同ビル北側にも約300平方メートルの広場を整備するとした。

天神地下街と同じ階層に複数の地下広場を設けるほか、幅4メートル、長さ40メートルの地下通路を東西、南北に2本新設。既存の市役所前地下広場につながる地下通路などと接続させる。地下鉄天神駅と市役所前を結ぶ建設中の地下通路も同通路と接続する予定で、天神中心部の地下ネットワークは格段に向上する。

一方で、航空法で制限されている建て替え後のビルの高さについては、現状では国家戦略特区を活用した制限緩和エリアから外れており、今後、国に緩和を求めていくとみられる。北側に隣接するエリアでは最大99メートルまで特例で認められている。 (泉修平)

西日本新聞

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