高安、王鵬を降し単独トップに 2敗同士の対戦制す 大相撲九州場所

高安、王鵬を降し単独トップに 2敗同士の対戦制す 大相撲九州場所

  • 毎日新聞
  • 更新日:2022/11/25
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王鵬(左)と激しく突き合う高安=福岡国際センターで2022年11月25日、津村豊和撮影

大相撲九州場所13日目は25日、福岡国際センターであり、高安が王鵬を上手投げで降し、11勝目を挙げた。

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高安が2敗同士の一戦を制し、混戦の九州場所の終盤で単独トップに立った。幕内在位5場所目ながら優勝争いを演じる王鵬を相手にかち上げて寄せ付けず、左四つの形をつくると上手投げで土俵に転がした。

「しっかり当たれた。落ち着いて取れたと思う」。同じ2敗で並んでいた関脇・豊昇龍が結びの一番で大関・貴景勝に敗れ、ただ一人2敗を守った。

大関を務めた32歳の経験が22歳の若手の勢いを止めた。土俵下で取組を見た伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)は「しっかり当たって自分の形になった。力の差を見せつけようとして取ったんじゃないでしょうか」と分析した。

高安が終盤まで優勝争いに残るのは今年に入って3場所目。3月の春場所は優勝決定戦で若隆景を土俵際まで追い込みながら敗れ、先場所は千秋楽で玉鷲に敗れて涙をのんだ。「三度目の正直」を目指すだけに重圧を感じていてもおかしくないが、本人は「今年(優勝争いの)経験があるので、のびのびとやりたい」と、プレッシャーを楽しむ余裕を見せる。

中学を卒業して初土俵を踏んでから105場所目。大関まで上りながら15場所で陥落し、腰痛やけがで思うように実力を出せない時期も続いた。「しんどい時期もあったけど、ようやく力を発揮できるようになった」。悲願の初賜杯へ、着実に白星を重ねる。【滝沢一誠】

毎日新聞

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