マスクによる肌トラブルの一因は「乾燥」

マスク生活が長くなるにつれ、肌トラブルに悩まされている人が急増中。肌あれやゴワつき、吹き出物など悩みはさまざまですが、これらの大きな一因は「乾燥」。
マスクをしているときは湿度が高いのに、外した瞬間に肌内部の水分と一緒に蒸発し、乾燥してしまうことから来ているそう。
そんな湿度差に揺らがない肌に導くために重要なのが、クリームでのケア。いくら水分を与えても、油分のヴェールがないと乾燥は進む一方です。
とは言え「この暑い時期にクリーム?」と躊躇するのもわかります。なので今回は、そんな夏のお手入れ時にも使いやすいアイテムを厳選しました。肌にスピーディに浸透し、うるおいをキープしてくれるものばかり。
無類のクリームラバーの私なので、朝晩欠かさず使用していますが、ベタつかないコツは、まず適量を手のひら全体に広げてなじませること。
そのまま、手のひらを乾燥しやすい頬からフェイスライン、その後残ったものをおでこやTゾーン、首筋になじませています。この方法ならすぐになじむので、いつまでもベタベタしてメイクができないということもありません。
香りやテクスチャー、後肌の違いで、ぜひお気に入りを見つけてください。
◆ポーラ

ホワイトショット クリーム RXS [医薬部外品] 50g 13,200円。
マスクの着脱の繰り返しやマスク内外の気温差による、肌の温度差ストレスに着目。独自の美白有効成分の働きで、くすみレスな肌に導きながら、うるおいのヴェールで皮膚温度の急激な変化から肌を守ります。
ぷるぷるとしたテクスチャーが肌に触れるとみずみずしく変化し、仕上がりはジェルパック後のようなうるんだ肌に。
ポーラ
https://www.pola.co.jp/brand/whiteshot/
◆クリスチャン・ディオール

ディオール ライフ インテンス クリーム 50mL 9,350円。
肌本来のうるおいサイクルを高める人気シリーズ、「ディオール ライフ」から登場したクリーム。不規則な生活による体内時計の乱れが、肌の乾燥の原因となることに着目。
みずみずしくのびの良いテクスチャーで、後肌はシルキーでしっとり。清涼感のある香りは、蒸し暑い季節のお手入れを極上のものにしてくれます。
パルファン・クリスチャン・ディオール
電話番号 03-3239-0618
https://www.dior.com/
◆シャネル

クリーム N°1 ドゥ シャネル 50g 12,100円。
ブランドの象徴ともいえるカメリア由来の成分を主とし、乾燥、キメ、弾力、ツヤ・輝き、乾燥小ジワなどのエイジングサインにアプローチするライン。
まろやかなテクスチャーのクリームはうるおいの膜を形成し、日中の乾燥ダメージからもしっかり守ってくれます。環境に配慮したフォーミュラとミニマムなパッケージも魅力のひとつです。
シャネル
◆THREE

エミング クリーム R 25g 13.200円。
天然由来成分99%で、オーガニック認証を受けているエミングシリーズ。クリームは、ふっくらと内側からハリで満たし、ツヤ感をまとう仕上がりに。
濃密でとろみがありながら、なじませるとすぐに肌と一体化するテクスチャー。まるで芳香浴をしているかのように豊かな気分になれる、ローズ調の香りをぜひ楽しんで。
THREE
https://www.threecosmetics.com/
◆ユリアージュ

ユリアージュ シカデイリー ジェルクリーム 40mL 2,970円。
肌あれを防ぎ、乾燥による小ジワを目立たなくする「ユリアージュ シカデイリー」シリーズ。天然由来成分96%で、ユリアージュ温泉水と独自成分の働きで肌のバリア機能をサポート。
クリームは、ジェル状の軽いつけ心地なのにほどよいうるおいで肌を包み込むので、肌悩みがあるときでも負担なく使えるはず。
佐藤製薬
電話番号 03-5412-7393
https://www.uriage.st/
増本紀子(ますもと のりこ)
美容エディター&ライター。alto代表。4つの出版社勤務を経て、独立。雑誌やメーカーのリーフレットなどで、スキンケアからインナービューティまで幅広い美容記事の編集・執筆を行う。雑誌CREAでも多数の記事を執筆している。
文=増本紀子
増本 紀子