米道路交通安全局、車載事故記録装置のデータ収集強化を提案

米道路交通安全局、車載事故記録装置のデータ収集強化を提案

  • ロイター
  • 更新日:2022/06/23

[ワシントン 22日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は22日、車載型の事故記録装置「イベントデータレコーダー」(EDR)が事故の20秒前から、データをより高い頻度で収集するよう自動車メーカーに義務付けることを提案した。現行義務は5秒前からで、収集頻度も高くない。

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6月22日、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、車載型の事故記録装置「イベントデータレコーダー」(EDR)が事故の20秒前から、データをより高い頻度で収集するよう自動車メーカーに義務付けることを提案した。写真は衝突した車。写真はソーシャルメディアから。昨年4月撮影。提供写真(2022年 ロイター/Mexico Presidency)

NHTSAによると、データ収集強化により、衝突前の運転者の動きを包括的に捉えられるようになり、将来の車両設計改善や安全規則の有効性向上に役立つ。事故記録装置のデータはNHTSAにとって、自動運転支援機能が事故原因と疑われるケースなどで重要な調査手段になっている。

今回の提案は2015年の法律で議会から要請され、NHTSAが3年以上、導入を研究してきた。実現した場合の施行は早くても来年9月からになる。

NHTSAは06年に、EDR搭載車のメーカーに対し、衝突時の走行速度や衝撃度、衝突直前にエアバッグやブレーキが作動したか、シートベルトが締められていたかなどのデータ収集を義務付けた。12年にはすべての新車にEDR搭載を義務付けることを提案したが、トランプ前政権の19年に、既に自動車メーカーがほぼ全車両に自主的に取り付けているとして、この提案は撤回された。

NHTSAによると現在の新車EDR搭載率は推定99.5%。

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