不倫問題で活動停止の瀬戸へ北島氏「水泳人生が終わったわけではない」

不倫問題で活動停止の瀬戸へ北島氏「水泳人生が終わったわけではない」

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2020/10/18

競泳の国際リーグ(ISL)に参戦する日本チーム、東京フロッグキングスのGMを務める北島康介氏(38)が18日、ブダペストへの出発前にオンラインで取材に応じた。不倫問題で年内活動停止となり、同大会に出場できなくなった瀬戸大也(26)についても言及。「彼自身の水泳人生が終わったわけではない」と今後の活躍に期待した。

◆「チームの戦力という意味では大打撃」

画面越しの北島氏は、神妙な面持ちで瀬戸への思いを口にした。今季が発足2年目となるISL。日本選手で唯一、ISLに出場経験のある瀬戸は、自身の不倫問題で年内活動停止となり、同大会への出場が断たれた。1チーム32人で戦う団体戦でのエースの離脱は、GMにとっては頭の痛い出来事だった。

「彼(瀬戸)のこのリーグに懸ける思いは僕が一番強く肌で感じており、最後の最後まで連れていく術を考えていた。いなくなることによってのチームの戦力という意味では大打撃」

ISLは観客がより楽しめるよう、競泳では画期的な団体戦を採用。1チーム32人、合計10チームで争う。各チームともリーグ戦4試合を行い、上位4チームが11月14~16日の準決勝、同21、22日の決勝に進出する。賞金総額は605万ドル(約6億3700万円)。大会期間中は各国の選手が合同練習を行い、競技力の向上を図ることもできる。

◆「彼が戻ってこられるような場所つくっておく」

東京五輪へ向けた強化の一環として、日本からは萩野公介(26)=ブリヂストン=ら日本のトップ選手がこぞって参戦。瀬戸は出場できなくなったことで強化プランが狂う形となったが、北島氏は「彼自身の水泳人生が終わったわけではない。彼がまたこのチームで戦えることを切に願って、彼が戻ってこられるような場所をつくっておく」と瀬戸本人に伝えたことも明かした。

エースの不在は痛手だが、コロナ禍で試合が激減する中、今大会は日本チームにとってライバルの現状や各国の状況を知るまたとない機会。海外に行くリスクもあるが、約5週間の遠征を実りの多いものにする。(角かずみ)

◆萩野「会ったときに恥ずかしくないレースができるよう準備」

参戦する多くの選手がこの日の日本短水路選手権にも出場した。男子200メートル個人メドレーを1分52秒73で制し、前日の400メートル個人メドレーとの2冠を達成した萩野は、長らくライバル関係にある瀬戸に対し「年明けから(一緒に)レースができるのを楽しみにしている。タイムでは彼の足元にも及ばない。また会ったときに恥ずかしくない、しっかりと戦えるレースができるよう準備したい」と思いを明かした。

No image

国際リーグに参戦できなくなった瀬戸について言及した北島氏

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加