灯油・ガソリン、3年ぶり高値 青森県内 世界経済回復で需要増

灯油・ガソリン、3年ぶり高値 青森県内 世界経済回復で需要増

  • Web東奥|東奥日報社
  • 更新日:2021/10/14
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世界的な原油価格の高騰を受け、青森県内の灯油価格が高値で推移している。経済産業省資源エネルギー庁が13日に公表した青森県の灯油店頭価格は、11日時点で1リットル当たり95円56銭(18リットル1720円)と前週より2円22銭上昇。レギュラーガソリンの小売価格も同157円と1円80銭上がり、いずれも2018年11月以来の高値となった。冬を前に、消費者は苦しい家計のやりくりを強いられそうだ。

青森県の灯油・ガソリンの小売価格は20年2月ごろから下落し始め、同年5月に灯油が1リットル65円61銭、ガソリンが117円20銭まで下がった後、上昇傾向に転じていた。

生活協同組合コープあおもり(本部青森市)の灯油配達価格も、今年3月に1リットル80円、6月に90円を超え、今月は95円と前年同月を25円上回っている。

太田智衛・生活事業部長は取材に「県内の小売価格は来月まで、引き続き90~100円台で推移するのではないか。これから気温低下とともに灯油使用量が増えることから、利用者には早めに給油することを勧めたい」と話した。

13日、同組合から灯油の配達を受けた青森市の80代男性は「(値段が)上がるのは厳しいが、世の中の流れなのでしょうがない。別なところで出費を我慢しなければ」と硬い表情で語った。

灯油やガソリンの価格は原油の価格動向と連動している。石油情報センターによると、20年の原油価格は新型コロナウイルスの感染拡大により安値で推移したが、今年は世界的に新規感染者が減少したため、経済回復が見込まれ、原油需要が拡大するとの見方が強まったいう。8月に米国の石油関連施設がハリケーンで打撃を受け、復旧が遅れていることも供給懸念につながっている。同センターは来週も値上がりを予想する。

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