一色勇輝、柔道東京選手権初V 「自分で大器晩成だと」伸びしろ信じて全日本へ

一色勇輝、柔道東京選手権初V 「自分で大器晩成だと」伸びしろ信じて全日本へ

  • スポーツ報知
  • 更新日:2023/03/19
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◆柔道▽東京都選手権(19日、東京武道館)

体重無差別で争う柔道の全日本選手権(4月29日・日本武道館)の予選を兼ねて行われ、一色勇輝(日本中央競馬会)が初優勝を果たした。

約2週間後の4月1、2日には全日本選抜体重別選手権(福岡センター)を控えていた。厳しい日程で、全日本の出場権が確定する準々決勝後は棄権者が相次ぐ展開となったが「自分は棄権するような立場ではない」と畳に立ち続けた。男子100キロ超級で元世界王者の影浦心、リオ五輪男子90キロ級金メダルのベイカー茉秋らチームメートのサポートも受けて6試合を勝ち抜いたが「本当に実力で東京1位になれたとは思ってない。まだまだ伸ばしていきます。自分で大器晩成だと思っているので」と語った。

全日本選手権は昨年、優勝した斉藤立(国士舘大)に準々決勝で合わせ技一本で敗れている。「歯が立たなかった。超級の中でどう勝つかが今の課題。それを半年間やってきたけど、まだまだ改良して、もっと試合に出せるように頑張りたい」。“大器晩成”を自負する26歳は「今年は(自己最高)ベスト4以上を目指す」と闘志を燃やした。

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