
(上)佐藤市長、母のめぐみさんと笑顔を見せる咲来さん(下)職員に披露した演技=8月24日、茅ヶ崎市役所
米国で7月に世界26カ国を集めて行われたジャンプロープ世界大会のジュニア女子(小学5年生〜14歳)部門で団体優勝を果たした松林中学校3年の近藤咲来(さら)さんが8月24日に茅ヶ崎市役所を訪問し、佐藤光市長に喜びを伝えた。
「ジャンプロープ」とは縄跳び競技の総称で、1人で跳ぶシングルロープや2本のロープで跳ぶスタイルなどがある。
咲来さんはチーム「ライスシ」のメンバーとして、いずれもシングルロープのスピードリレー(シングルロープで30秒間に右足が着地した回数を競う)、ペア二重跳び、チームフリースタイル(チームで演技を披露する)、ペアフリースタイルの4種目に出場し、2種目で優勝した。
獲得した金メダルと盾を披露した咲来さんは大会前に行った高地トレーニングや、猛暑での練習の上で臨んだ大会を振り返り、「緊張したけれど楽しかった」と声を弾ませ、「市内のイベントなどで演技を披露できたら」とし、競技の普及に向けて意欲をのぞかせた。佐藤市長は「世界大会で総合優勝を果たすとは驚いた。茅ヶ崎が誇るアスリートの登場。県民、国民に知ってもらえるようにサポートしていきたい」と話した。
タウンニュース茅ヶ崎版