
日本対プエルトリコ 第2セット、スパイクを放つ井上(左)(撮影・横山健太)
<パリ五輪予選/女子W杯バレー:日本3-0プエルトリコ>◇プールB◇19日◇東京・代々木第1体育館
アウトサイドヒッター井上愛里沙(28)が両チーム最多の24得点を挙げ、日本(世界ランキング8位)を開幕3連勝へ導いた。
17日のアルゼンチン戦でも17得点を決めており、2試合続けてのチーム最多得点。「私の仕事は点数を取ること。ブロックポイントも、サーブポイントも取りたいんですが、今日はスパイクに集中して点数を取ることに意識しました」と振り返った。
試合序盤から井上のスパイクがチームを引っ張った。第1セットを苦しみながら25-23で先取すると、第2セットも25-21で奪取。第3セットでは一気の10連続得点をマークするなど25-13と突き放した。
井上は「今日の立ち上がりは自分たちのリズムに持っていけなくて苦しい時間が続いたんですけど、何とか立て直して今日もストレートで勝てて良かった」とうなずいた。
次戦はブルガリア(20日)との一戦に臨む。大会後半には世界ランキング1位のトルコ戦(23日)、同4位のブラジル戦(24日)を控えており、負けられない試合が続く。