
2021/02/21 17:22 ウェザーニュース
本日2月21日(日)に東北地方や北陸地方の4県が「花粉シーズン」に入りました。
ウェザーニュースの花粉観測機「ポールンロボ」の花粉検出個数や、ユーザーの花粉症の症状報告が増加して、「シーズン開始」の目安を超過しています。
東北や北陸では、これから1か月半ほどスギ花粉の飛散が続く見通しです。
花粉シーズンとは
ウェザーニュースでは、全国に約1000台設置した独自の花粉観測機「ポールンロボ」の花粉検知や、ウェザーニュースアプリのユーザーからの花粉症症状の報告をもとに、「花粉シーズン」の発表を行っています。
【花粉シーズン開始判断の目安】
・花粉が飛びそうな日に、各都道府県で3割以上のポールンロボが2日以上10個を上回る花粉を観測
・ユーザーの花粉症症状、周辺の研究機関や病院などのダーラム観測データも参考
▼2月21日(日)の花粉シーズン開始
宮城県、新潟県、石川県、福井県
花粉症の症状を感じている方が増加中
東北や北陸でも、2月に入ってから花粉症の症状を感じ始めている方が多くなっていました。
今週末は晴れて気温が上がったことで、東北や北陸で花粉が飛びやすくなっているものとみられます。
花粉症の症状が出やすい方は本格的な対策を取るようにしてください。部屋の隅を小まめに掃除したり、外干しの洗濯物をよくはたいてから取り込むなども有効です。
スギ花粉は4月上旬頃までが飛散のピーク

花粉飛散ピーク時期の予想
東北地方や北陸地方のスギ花粉の飛散は3月中旬にかけて増加し、3月末から4月上旬頃頃までが飛散のピークになると予想されます。また4月から5月にはヒノキ花粉の飛散が多くなる見通しです。