十両・朝乃山が7勝目で2年ぶりの幕内復帰に王手

十両・朝乃山が7勝目で2年ぶりの幕内復帰に王手

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  • 更新日:2023/03/20

◇大相撲春場所8日目(2023年3月19日 エディオンアリーナ大阪)

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<大相撲8日目>欧勝馬(左)を叩き込みで破る朝乃山(撮影・後藤 正志)

東十両筆頭の朝乃山(28=高砂部屋)が欧勝馬(25=鳴戸部屋)をはたき込みで下し、7勝1敗で折り返した。

この日は、大阪後援会から2021年3月に贈られた大阪城の絵が描かれた化粧まわしを初めて着けて土俵入り。立ち合いからまわしにこだわらず圧力をかけ、タイミング良くはたいた。「突きながら対応した。前に攻め込んでいるからこそ、はたきが決まったと思います」。欧勝馬は場所前の稽古で何度も申し合いをしてきた相手。「あまり考えると固くなる。土俵に上がったら自分の相撲を取るだけ」と冷静な取り口を心がけた。前日、投げの打ち合いで顔を地面に打ちつけ、右目周辺の切り傷が痛々しいが「シャワーでは多少しみましたが、塗り薬を塗って大丈夫です」と問題なしを強調した。

7勝目を挙げ再入幕に王手をかけた。優勝争いも逸ノ城、豪ノ山、新十両の落合と並んで首位に立つ。「明日からまた自分の相撲取りきりたい。頑張ります。今日みたいな圧力をかける相撲を取りたいです」とはきはきとした口調で話した。

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