推定資産15億円の役所広司 都内豪邸の「隣の土地」を購入検討の狙い

推定資産15億円の役所広司 都内豪邸の「隣の土地」を購入検討の狙い

  • NEWSポストセブン
  • 更新日:2021/11/25
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(時事通信フォト)

押しも押されもせぬ日本を代表する俳優の役所広司(65才)。すべてを手に入れたように見える一方で、趣味が高じた自宅の“拡大計画”は止まらない。だが、65才の役所にとっては後々、憂いを残すかもしれない。

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「じいさんのロードムービーがやりたいです。もう、いいじいさんになってきたので(笑い)」

11月21日、『TAMA映画賞』の授賞式で、最優秀男優賞に輝いた役所は今後の目標をそう明かした。20才のときに観劇した劇団俳優座の舞台『どん底』に衝撃を受け、演技の道を志してからすでに45年──日本トップレベルの名優は、プライベートに目を向けると“じいさん”と自虐するには早すぎるほど野望は尽きないようだ。

「都会のオアシス」として親しまれている、緑豊かな都内の閑静な住宅街。四季折々の自然を楽しめる散歩コースのところどころにヨーロッパ風のカフェや雑貨店が充実し、小学校から大学まで教育施設が並ぶ。その一角、ゆるやかな坂道を上ったところにある、白い壁で覆われた3階建ての豪邸が役所の自宅だ。

「純和風の造りで、まるで高級料亭と間違えそうになるほどの風情あるたたずまいです。立派な日本庭園は、役所さんのこだわりがつまっているといいます」(芸能関係者)

近隣住民が話をつなぐ。

「いまから20年ほど前に、役所さんが引っ越してきました。その時点で築50年は過ぎていた邸宅があったんですが、役所さんがいたく気に入って、購入を決めたと聞いています。とはいえかなりガタがきていたみたいで、早々にいろいろと工事をしていましたね。引っ越し翌年には、隣地を買って増築。いまから5年ほど前にも、大きく増改築していました」

そうして“自分の城”を作り上げた役所だが、最近になってこんな話が持ち上がっているという。

「実は、近々新たにお隣の土地が空く予定があるそうで、その土地を購入するか悩んでいるそうなんです。自宅の増改築は役所さんの趣味のようなものですが、それを継ぐ人にとっては相続という厄介事になりかねません。役所さんもさまざまなことを考えていると思います」(前出・芸能関係者)

「役所勤め」だったから“役所”広司

長崎県出身の役所は、高校卒業後に東京への憧れを胸に上京。公務員試験を受け千代田区役所に就職したが、遅刻を繰り返すような不良職員だった。そんなとき、知り合いからチケットを譲ってもらった『どん底』の舞台を見て俳優を志し、仲代達矢(88才)が主宰する演技塾「無名塾」の門を叩いた。「役所」という芸名は、役所勤めをしていたからという理由で仲代がつけたものだ。

「とはいえすぐに俳優として芽が出るわけもなく、お酒に溺れる日。そんなときに親身に面倒を見てくれたのが、同じ無名塾の先輩女優で、後に妻となるさえ子さんでした」(演劇関係者)

すぐに転機を迎える。結婚から1週間後に大河ドラマ『徳川家康』(NHK)に織田信長役での出演が決まり、翌年には同じくNHKの『宮本武蔵』でテレビドラマ初主演を果たした。役者人生を大きく動かしたのは40才、1996年公開の映画『Shall we ダンス?』が日本アカデミー賞の各賞を独占し、役所は最優秀主演男優賞を獲得。空前の社交ダンスブームを巻き起こした。

以降、『失楽園』や『劒岳 点の記』『日本のいちばん長い日』『三度目の殺人』といった重厚な作品から、三谷幸喜作品の『THE 有頂天ホテル』や『清須会議』といったコメディータッチの映画まで幅広く出演。現在はハリウッドにまで活躍の場を広げている。

一方のプライベートでは、1985年にさえ子夫人との間に一男をもうけた。息子の名前は橋本一郎(36才)。役所と同じく役者の道を志し、『JIN -仁-』(TBS系)や『龍馬伝』(NHK)などに出演する傍ら、映画監督としても活動している。

「オダギリジョーさん(45才)や田中哲司さん(55才)、小林稔侍さん(80才)といった実力派の俳優ばかりが集う事務所に所属しています。役所さんは親の名前に頼らず、自分の力で勝負したい息子さんの考えを尊重しています。それゆえ、まだ顔と名前が一致しない人が多いでしょう。いい役者さんですけどね」(テレビ局関係者)

2階建てログハウスを手作りした

私生活をあまり語らない役所は、休日に外出したりすることに消極的だという。

「仕事のスタンスとして、複数の仕事をかけもちすることを好んでいません。なので、1本作品を撮り終えたら、インターバルが空くことが多い。長く海外に行く人もいますが、役所さんの場合は、時間を忘れるほどに、何かに没頭して過ごすそうです。

あるときは習字に凝って三日三晩書き続けたり。植木に凝ったときは、日に何度もガーデニングのお店に足を運んで質問攻めしたり。木工にハマったときには、プロ顔負けの道具を買い集めて、家具をDIYしたこともあったみたいです。役所さんご自慢の自宅の日本庭園も、そんな凝り性の結果なのかもしれませんね」(前出・芸能関係者)

こだわりが高じて、ついには庭に手作りの2階建てログハウスまで建ててしまったというのだから驚きだ。いくら豪邸とはいえ、手狭になってしまうのも頷ける。「隣の土地は借金してでも買え」とは有名なことわざだが、役所はそれを地で行っている。

「具体的な使い方は未定のようです。居住スペースは充分なので、また趣味に使うんですかね。以前から“映像作品を撮る側にまわりたい”とも言っていたので、撮影スペースとして使うのかもしれません。あるいは、この先の映画界を支えていく若い人たちに自分の演技論を教え、後進を育てたいという思いもあるようですから、自分が育った無名塾のような稽古場を作ろうと考えているのかもしれませんね」(別の芸能関係者)

当初役所が個人事務所名義で購入した自宅の土地は約130坪。翌年、約90坪の土地を買い増ししている。今回、役所が購入を検討している土地は約40坪程度だという。

「それ以外に、都内に4階建てビルを所有しているそうで、意外にも資産は15億円をくだらないとか。すごいですね」(前出・別の芸能関係者)

折しも、役所は12月4・5日に2夜連続で放送されるスペシャルドラマ『女系家族』(テレビ朝日系)に出演する。老舗木綿問屋の壮絶な遺産相続争いを描くドラマで、役所は巨額遺産と身ごもった愛人を残して亡くなる当主役を演じる。

「息子の一郎さんは、まだこれからの俳優さんです。役所さんの巨額資産を相続する際には税金面など、不安な面もあるのではないでしょうか」(前出・演劇関係者)

夢相続代表で相続実務士の曽根恵子さんが解説する。

「あくまで概算ですが、不動産の時価が約15億円だとしたら、相続税は億単位になります。土地は時価の8割、建物も時価より低く評価され、仮に8割だとしても評価額は12億円。この時点で現金と比べて節税メリットがありますが、基礎控除を引いても課税対象は約11億5800万円です。妻1人子1人で、1人の相続分は半分の5億7900万円。50%課税のため、息子さんは相続税として2億9000万円程度のお金を納める可能性があります」

名演技が生んだ莫大な財産──あくまで自分のために購入しているとはいえ、今後については頭を悩ますことになりそうだ。

※女性セブン2021年12月9日号

NEWSポストセブン

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