【TSK×JAL】広瀬和紙存続の危機...師匠と二人三脚!若き女性が継承(島根・安来市)

【TSK×JAL】広瀬和紙存続の危機...師匠と二人三脚!若き女性が継承(島根・安来市)

  • TSKさんいん中央テレビニュース
  • 更新日:2022/09/23
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山陰中央テレビ

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TSKとJALのコラボ企画。スタジオにはJALふるさと応援隊の平木美沙さんです。

JALふるさと応援隊 平木美沙さん:

「よろしくお願いいたします」

原田アナウンサー:

「安来市の伝統工芸品を取材されたんですね」

JALふるさと応援隊 平木美沙さん:

「はい。江戸時代から作り続けられている広瀬和紙です。後継者がおらず存続の危機に瀕していましたが20代の女性が跡を継ぎ師匠と二人三脚で奮闘しています」

やってきたのは安来市広瀬町にある和紙工房「紙季漉」です。

JALふるさと応援隊 平木美沙さん:

「淡くて優しい色合いのものが多いですね。名刺入れも和紙でできています」

和紙そのもののほか便箋に名刺入れ、マスクケースなどかわいらしい小物も販売されています。

紙季漉 大東由季さん:

「いらっしゃいませ。ちなみにこれも和紙でできたマスクケースです」

この店を経営するのは境港市出身の大東由季さん27歳。広瀬和紙の職人として自ら紙を漉き、様々な商品を作っています。

JALふるさと応援隊 平木美沙さん:

「大東さんの工房では様々な体験ができるんですね」

紙季漉 大東由季さん:

「季節に応じて色々な体験ができるように準備しています。きょうは草木染め体験をしてもらいます」

和紙染めに初挑戦です。

紙季漉 大東由季さん:

「決めていただいたらぐるぐるっと」

模様をつけるために輪ゴムで縛ります。彼岸花から抽出した染料に和紙をつけると。

JALふるさと応援隊 平木美沙さん:

「いかがでしょうか」

紙季漉 大東由季さん:

「素敵な水色になりましたね」

丸い模様のついた優しい色合いの和紙ができあがりました。秋には紙漉き体験もできるなど広瀬和紙の魅力を直接感じられるこの店。大東さんは並々ならぬ覚悟で開業しました。

紙季漉 大東由季さん:

「このお店を開くにあたって一番お世話になったのが師匠の長島勲さんです」

師匠の長島勲さん85歳。広瀬和紙の5代目です。江戸時代、広瀬藩が奨励したのが始まりとされていますが、機械漉きの普及とともに手漉きは廃れ職人は長島さんただ1人になっていました。

長島勲さん:

「前からちょこちょこ習いたいとか体験したいとか来るけど、継承する前に辞めてしまうとかそんなことばかりだった」

広瀬和紙が存続の危機に。当時、浜田市の会社で和紙作りに携わっていた大東さんはこのことを知りすぐに動き出したといいます。

紙季漉 大東由季さん:

「テレビでたまたま長島さんが紙を漉いているのを見た。思い立ったが吉日ということで電話をして会いに行った出会って早々、給料とか要らないので私に修業をつけてくださいと言った」

JALふるさと応援隊 平木美沙さん:

「長島さんはどう返答されたのですか」

長島勲さん:

「お話をしながら探っていた、本気かどうか。本気でやるんだったら跡継ぎしてくれるか、そしたら教えるからと言ったらやるって言われて、これは本物だなと思ってじゃあ本気で受け継ごうと」

長島さんの下で約3年間修業し、機械や道具一式を譲り受け今年3月、この紙季漉をオープンさせました。

JALふるさと応援隊 平木美沙さん:

「これから広瀬和紙とどう向き合っていきたいですか」

紙季漉 大東由季さん:

「良い紙を作る。そこにこだわって今のやり方を取り入れて、変えないほうがいいところを守ってくれたらいいと長島さんは言ってくださる」

JALふるさと応援隊 平木美沙さん:

「大東さんの熱い思いを聞いて師匠はどう感じますか」

長島勲さん

「分からんことがあったら聞きなさいと。わかる範囲は惜しまず教えるし、相談にも乗るから。息している間はボケてしまわない限りはしたい」

手すき和紙の魅力を次世代に伝えるために。師匠と弟子、二人三脚で大きな一歩を踏み出しました。

JALふるさと応援隊 平木美沙さん:

「こちらが私が色づけした和紙です。彼岸花で染めたので赤くなるかと思ったのですが淡い青色に染まったので驚きました」

原田アナウンサー:

「何色になるか、染めてみてのお楽しみなんですね。おもしろいですね」

JALふるさと応援隊 平木美沙さん:

「世界に1枚しかない自分だけの和紙なので額に入れて飾ります」

平川アナウンサー:

「師匠と弟子の関係も素敵でしたね。伝統工芸の広瀬和紙を次世代に継承したいという2人の熱い思いが伝わってきました」

JALふるさと応援隊 平木美沙さん:

「JALふるさと応援隊も草の根活動として、コロナ禍における医療従事者や罹患者への差別をなくす運動に賛同し、シトラスリボン活動を実施して愛媛の伊予水引を空港施設などでご紹介することによって地域の伝統工芸を応援いたしました」

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