「国が広域病床の管理を」吉村知事が提言 第5波備え

「国が広域病床の管理を」吉村知事が提言 第5波備え

  • 産経ニュース
  • 更新日:2021/06/10
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全国知事会のオンライン会合で発言する大阪府の吉村洋文知事=10日午後、大阪市中央区の府庁(吉国在撮影)

大阪府の吉村洋文知事は10日、全国知事会のオンライン会合に出席し、新型コロナウイルスの感染「第5波」に備え「都道府県の枠組みを超えた広域搬送を実行できる仕組みが必要ではないか。国が広域病床を管理し、いざというとき動かしていくことが重要だ」と提言した。広域病床については、関西などの圏域ごとに広域搬送の重症者らを受け入れる拠点病院を国が整備すべきだとした。

府内では第4波の4月から5月にかけて重症者が確保病床数を上回った。府内の重症病床に収容できない患者1人を4月22日から滋賀県で受け入れ、治療を続けた経緯があるが、広域搬送に国は関与していない。

吉村氏は会合で「知事は自らの都道府県の病床を確保するのが一義的な責務であり、いつ(患者が)増えるか分からない中で他府県の患者を受けるのはハードルが高い」と指摘。「国として広域搬送の仕組みを作るべきだ」と訴えた。

政府が定める基本的対処方針では、緊急事態宣言下の「災害医療的な対応」の一つに「都道府県域を超えた重症患者の広域搬送」を挙げ、都道府県の病床と人材の確保に対し、政府の支援を強化するとしている。

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