阪神・糸原が開幕11試合連続安打「伊藤将も頑張っていますし」と猛打賞で援護

阪神・糸原が開幕11試合連続安打「伊藤将も頑張っていますし」と猛打賞で援護

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2021/04/07

(セ・リーグ、阪神7-1巨人、2回戦、阪神2勝、7日、甲子園)セ界一の2番打者はもう誰にも止められない。この日、3度目の快音が甲子園に響き渡る。宿敵を突き放す一打にスタンドがわいた。糸原は塁上で両手をパンッとたたき、喜びを爆発させた。

「(伊藤)将司も頑張っていますし、追加点を取っておきたかったので、ランナーをかえすことだけを意識して打席に立ちました」

プロ初勝利を狙うルーキー左腕の背中を押したのは2-0で迎えた四回2死一、二塁の場面。D1位・佐藤輝(近大)の遊撃内野安打をきっかけに作ったチャンスで、大江の初球、136キロを見逃さなかった。白球は飛び込んだ二塁手・広岡のグラブを抜け、外野を転々。走者一掃の2点二塁打で勝利をグッと手繰り寄せた。

一回は粘って8球目を左前に運ぶと、三回無死一塁で迎えた第2打席は引っ張って逆方向へ。一、三塁と好機を広げると、足でも魅せる。続くマルテの4球目にスタート。これが相手捕手の失策を誘い、甲子園で13回1/3を投げ無失点と苦手とする巨人の先発・畠から先制点をもぎ取った。

早くも今季3度目の猛打賞。首位に立つ猛虎打線をけん引しているのは間違いなくこの男だ。開幕から全試合でヒットを積み重ね、これで11試合連続安打。昨年7月に記録した自己最長12試合連続安打にリーチをかけた。

「去年めちゃくちゃ悔しい思いをしているので、今年にぶつけるという思い。1試合1試合けがせずにチームに貢献できるように頑張りたい」

13試合連続安打の記録がかかった昨年7月22日の広島戦(甲子園)。右手に激痛が走り、無念の途中交代となった。診断の結果は右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折。絶好調の最中、長期離脱を強いられた。あのときの悔しさは忘れない。昨年、果たすことのできなかった記録まであと少しだ。

バットでチームを鼓舞する“名誉キャプテン”。五回にサンズがバックスクリーン左へ4号2ランを放ち、6-1とリードを広げた。シーズン最初の巨人戦でカード勝ち越しを決めるのは2016年4月以来。今年の虎は一味違う。糸原がつなぐ猛虎打線が、宿敵を打ち砕く。(原田遼太郎)

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ウイニングボールを手にヒーローインタビューに臨む阪神・伊藤将(右)。左は糸原=甲子園球場(撮影・水島啓輔)

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