
新天地のシュツットガルトで、すでにチームの主力として活躍している原口。(C)Getty Images
今冬、シュツットガルトに加入した原口が、移籍を決断した理由を明かした。現地時間3月17日にドイツ紙『Bild』が伝えている。
原口は今季、優勝争いをするウニオン・ベルリンで思うように出場機会を得られず、冬の移籍市場でシュツットガルトに加入。残留争いをするチームに活躍の場を移した。
新天地では、2アシストをマークするなど主力として活躍しているMFは、同メディアのインタビューで移籍をした理由を訊かれ、こう答えた。
「日本代表としてカタール・ワールドカップのメンバーに選ばれなかったとき、とても悲しかった。その瞬間から、新しいチャレンジを探していることが明確になった。シュツットガルトはとても魅力的なクラブだよ」
また、新たにチームメイトとなった遠藤航や伊藤洋輝については「仲が良く、助け合っているよ。洋輝は非常に才能があり、あの若さでコンスタントに良いパフォーマンスを発揮している。航は日本代表で知っているし、僕がシュツットガルトに移籍する前に話もしたんだ。僕にとって重要なことだった」と明かした。
「シュツットガルトは若いチーム。僕がチームを引っ張っていきたいし、みんなとや監督とたくさんコミュニケーションを取っていきたい」と意気込む原口。ドイツで9シーズン目を迎えているベテランは、チームを残留に導けるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部