先端技術の海外への情報流出を防ぐなど経済安全保障に関する講演会が琉球大学で開かれました。
講演会では琉球大学の教授や職員など30人が参加し、経済安全保障について沖縄総合事務局などの担当者が講演しました。
この中で県警本部の鎌谷陽之本部長は国内で起きた大学へのサイバー攻撃などを事例に、先端技術の情報流出を防ぐ対策や被害を最小限にする措置を講じる重要性を訴えました。
県警本部外事課・宮城弘幸課長
「琉球大学を対象にしまして先端技術の研究を行っているということで大学発のベンチャー企業などに取り組んでいるということなので、こうした技術情報の流出防止についての講話をさせていただきました」
県警は産業スパイやサイバー攻撃などの監視を強化していて、今後も各機関と連携し情報漏洩の未然防止に取り組むとしています。