あの人の「名前4文字」がスマホ画面に映ると、やっぱココロオドル

あの人の「名前4文字」がスマホ画面に映ると、やっぱココロオドル

  • かがみよかがみ
  • 更新日:2020/11/20
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〇〇〇〇の着信画面が見えた。

友達とご飯を食べていても、この名前が見えたら、席を立つ。

「ごめん、ちょっと電話」と友達に断り、ロック画面を右にスライドする。「久しぶり、元気? 今何してるの?」ふと気まぐれでかかってくる電話。私が「友達とご飯食べてた」と言うと「じゃあ、ダメじゃんー、電話できないね~」と彼は意地悪そうに言ってくる。「友達は、トイレ行ってるから少しだけなら平気だよ」と咄嗟に嘘つく私(だって、話したいんだもん)。

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私と彼はお互いに必要としてて、居心地の「良い関係」だった…

私は大学4年生、彼は一つ年上で、今は社会人だ。そして、元同じサークルの先輩である。お互いが大学生の頃は、付き合ってはいなかったが、毎日連絡取っていて電話の頻度も多かった。お互いがお互いを必要としてて、居心地の良い関係だったのだ。

「そっかー、暇だから電話かけてみたんだよね。最近何してんの、そーいえば単位は取り終わった?」とか他愛の無い会話が繰り広げられる。私は「うん、フル単だったよ~。最近はバイトに遊びにって生活かなぁ、そっちは?」と尋ねた。彼は「仕事忙しいよね~」と言い、私は「そうだよね、やっぱ、忙しいよね。だから、前みたいに気軽に遊ぼってこっちからは連絡とれないんだよね~。もう、3ヶ月くらい会ってないね」と言った。「いや、いつでも会えるんだよ?休み取れるもん」と彼は言ってきた。「え、そーなの?笑じゃあ、今度予定立てて遊ぼうよ。また連絡するね、ありがとう」と言い電話を切った。

本当はもっと話したかったけど、友達も待ってるし、私から切るのがちょうどいいんだ。もう少し話したかったなって相手に思ってほしいという願望を残しながら。

翌日、私は「×月××日遊ぼう」と彼にLINEを送信した。結局、毎回私から誘うような形になってしまう。そして、3ヶ月ぶりのやりとりが再開した。

久しぶりに再開する他愛の無いLINE。あぁ、やっぱこういうのが楽しいんだよね、久しぶりの感覚だなぁと実感するなぜだか、彼とのLINEはポンポン弾むし、会話も尽きない。なんでなんだろうか、価値観や波長が合うのだろうか。

彼と3ヶ月連絡していなかったのに、やっぱり私「好きだ」

そして、電話から1ヶ月後の遊ぶ日が来た。しかし、2人では遊ばない、サークルの彼の友人と私の同期を1人ずつ誘って4人でドライブに出かけた。

車内では、彼と私が後部座席に座る。「久しぶりだね、何か面白い話してよ」と彼が言った。「でたよ、それ。会うたびに言ってくるよね。そんな面白い話なんてないんだよなぁ~」という会話が、私たちの毎回のやりとり。

そんなこんなで、久しぶりに会ったから会話が弾む。彼は、日常の話を面白くする天才だ。そして、ツッコミが絶妙に上手いし、物知りで色々教えてくれる。だから、話が尽きないのだ。そんな彼の話を、私はいつもニコニコ聞いてしまうのだ。しかし、彼は私のことを雑に扱うし、ツン7割、デレ3割な感じだけど、そこがまた私がハマるポイントなんだと思う。それをわかってて、いじってくるのだ。

そんな私達のじゃれあいを見て他2人は「何してるの、本当に仲良いよね」と呆れ半分の顔で言ってくる(そうだよね、私たちってやっぱ仲良いよねと改めて思った)。この居心地の良さはなんなんだろうか。3ヶ月連絡を断っていたのに、会うとこんなにも楽しい。やっぱ、私はこの人のことが好きだなと痛感した。

彼と離れて「やっぱり私、この人のこと好きだったんだ」って気づいた

傷つきたくなかったのに。あんなに毎日、連絡していたあの頃は、そんな気持ちになんてならなかった。けど、離れてから気づいた。やっぱ好きだったから、あんなに連絡を取り続けてたんだ。彼はめんどくさくて、手のかかる性格だったけど、それも気にならないくらい好きだったんだって思った。

あの頃、想いを伝えられなかった彼には彼女がいて、私には彼氏がいる。タイミングって難しい。

ムーンライト

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