東レ惜敗も藤井直伸さんに捧げた魂の大熱戦「(天国から)藤井さんが降りてきた」

東レ惜敗も藤井直伸さんに捧げた魂の大熱戦「(天国から)藤井さんが降りてきた」

  • スポーツ報知
  • 更新日:2023/03/18
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◆バレーボール男子 ▽V1リーグ 東レアローズ1―3JTサンダーズ広島(18日、沼津市総合体育館)

東レはJT広島に1―3で敗れたが、チームメートで日本代表セッターの藤井直伸さん(享年31)に大熱戦を捧げた。

10日に胃がんで亡くなったことを発表後、初のホームでの公式戦。第4セットは劣勢から追いつき、相手のマッチポイントを計10度もしのいだ驚異の粘り。最後は36―38で屈したが、満員の会場を何度も沸かせた。

天国から藤井さんが見守った。6ブロックを決めた高橋健太郎(28)は「(天国から)藤井さんが降りてきた」と振り返った。両チーム最多タイの26得点を決めた富田将馬(25)は「ここに飛んでくるぞと、藤井さんの声が聞こえた」と試合後に語った。

篠田歩監督(43)は「プレッシャーがかかる試合で勝てるチームになろう、という藤井のメッセージでは」と受け止めていた。チームは残り3試合。藤井さんが残した魂を体現しながら「心を一つに」ファイナル4を目指す。

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