プリプリ王者坂崎ユカ、11・27後楽園でのビリー・スタークスとの初V戦に向け武者奮い「今まで以上に張り切って試合して防衛したい」

プリプリ王者坂崎ユカ、11・27後楽園でのビリー・スタークスとの初V戦に向け武者奮い「今まで以上に張り切って試合して防衛したい」

  • TOKYO HEADLINE
  • 更新日:2022/11/26

東京女子プロレスの10月9日、TOKYO DOME CITY HALL(TDCホール)大会で中島翔子を破り、同団体の至宝プリンセス・オブ・プリンセス王座を奪還した坂崎ユカが正念場を迎えた。11月27日、東京・後楽園ホールで、初来日の“米国版JKレスラー”ビリー・スタークス(17)を挑戦者に迎え初防衛戦に臨む。20日の東京・新宿FACE大会ではビリーと最初で最後の前哨戦に挑んだが、挑戦者はかなりの難敵と判明した。そこで、決戦を目前に控えた坂崎に王座返り咲きのこと、ビリー戦のことなどを聞いた。

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――夏が苦手ということでしたが「東京プリンセスカップ」で夏のトーナメントを制したのは自信になりましたか?

「かなりなりました。夏を超えられたのは、自分に培われていたものだったり、苦手意識を克服できたという気はします。あと夏が苦手だと思ったきっかけは、才木玲佳がいた時代の私が大きくて。そのとき(2017年6月)、プリプリのチャンピオンに初めてなれたんですけど、才木にトーナメントで敗れて、タイトル戦でも負けて1回も防衛できずで…」

――トーナメントで優勝して、中島選手に挑戦をアピールされたわけですが、「Cyber Fight Festival 2022」(CFF=6月12日、さいたまスーパーアリーナ)で負けたばかりで、また挑戦を言い出しづらかった面はありましたか?

「そうですね。“もう見たよ”って、私でも思うくらいだったので。お客さんがどう思うのかというのもあったし、トーナメントで小さい子(若手)たちが結構進化、浮上した夏だったので“その勢いを見たい”という声も多かったと思うので。みんなの期待に応えられるかなとか、お客さんが望んでるのかなとか、別のプレッシャーがあって。挑戦するというのも、今までとはなかなか違う心情というか…。CFFと同じカードで、シチュエーションも似てるとはいえど、このTDCホールでの中島戦は特別だったかなと思います」

――同じカードとはいえ、CCFのときとは、お互いに違う引き出しを出し合ったような戦いでしたが、進化したところを見せて勝ちたい気持ちがありましたか?

「どんなに時間がかかってもいいと思いながら、心の余裕を持ちながら試合をできたので、進化だったのか…。心が強かったと思います。TDCホールでは才木が助っ人として、東京女子を盛り上げるために解説で駆けつけてくれた。それで昔の戦友みたいな才木から力をもらったというか、結構自分のなかでもグッとくるものがあって。あのときの自分とちゃんと向き合えました」

――初防衛戦の対戦相手は初来日のビリー選手になりました。試合映像を見られたときの印象は?

「17歳とは感じないようなパワフルで、思い切りのいい選手だなと思いました。米国で人気選手なので、見せ方とか会場のつかみ方はうまいかなという気はした。あと、なにぶんかわいい(笑)」

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――11・20新宿でタッグマッチで前哨戦を戦ってみて、いかがでしたか?

「やっぱり日本に来て結果を残そうとしているから、エネルギーもすごいし、ここにかけてる部分がすごくて。なので、こちらも相乗効果で楽しく試合ができた。17歳なのに体格がしっかりしているし、バランスもよくて勢いも感じられた。今もすごいですけど、あと1年、2年、3年、4年と積み重なっていくにつれて、とんでもない選手になるんだろうなと思いました。シングルではまた違う戦い方があると思います。タイトル戦では東京女子のプライドをかけて戦います」

――前回チャンピオンのときに、ラナ・オースチン選手の挑戦を受けたことがありましたが、外国人選手との防衛戦は難しいですか?

「オースチンのときは、私が1回英国に行って、こっちでタイトル戦が組まれた。1回肌を合わせてた。あっちで引き分けで決着がつかなくて、日本でタイトル戦をお願いした。今度は対戦経験がなくて、ビリーが日本に来て一発目が前哨戦で、日本でタイトル戦。あっちのフィールドで戦わず、日本での前哨戦とタイトル戦なので、私に有利なタイトル戦だと思うんです。でも来日してすぐのタイトル戦より、日本でゆっくりしてからのタイトル戦のほうが私自身は動きやすい。米国とか英国とか、違う国から長時間移動して、すぐにタイトル戦をするよりは、ちょっと過ごしてからのタイトル戦のほうが、私は心情的にも精神的にも体力的にもやりやすい。その点、ビリーはどうなのか? 彼女も万全でタイトル戦をできるのかなと思います」

――前哨戦がもし組まれていなければやりにくかったですか?

「そうですね。大体、海外の選手と戦うとなると。ファーストコンタクトって、初対面で知らない状態なんで」

――ただ坂崎選手は海外遠征の経験も豊富なので、そんなに戸惑うようなことはないですか?

「はい。言葉の壁はあるけど、プロレスだとそんなに関係はない。試合中、体の重心の置き方とか、力の強さとかで変わってくると思うけど、それは日本人が相手でも同じ。そんなには変わらないと思います」

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――海外の選手相手の防衛戦ですから、負けたらベルトが海外に行ってしまいます。勝って、東京女子にベルトを留めたいところですよね?

「そうですね。やっとつかんだベルトで、自分としても進化をしてるようなタイミングなので。ここは今まで以上に張り切って試合して防衛したいなって思います」

――ビリー戦で防衛できたとして、今後、外国人選手の挑戦も積極的に受けていきたいですか?

「コロナの感染拡大があった期間に比べると、移動とかはしやすくなった。どんどん道が開けていく分にはいいかなと思います。私も行きますし、海外の選手も日本に来てくれたらいいな。東京女子がトレンドというか、ホットな場所であったらいいなと思うので。また来たいと言ってくれる外国人選手も多いし、ガッチリ、バチバチな試合を見せて、いろんな国の選手が東京女子に興味を持ってくれたらいい。(海外での防衛戦は?)できるのであればやりたいです」

――逆に団体内では、若い選手たちにもアピールしてきてほしいですか?

「もちろん。トーナメントで(渡辺)未詩、(乃蒼)ヒカリ、鈴芽とか、自分のなかで進化した選手がいると思うんで、自信をつけてチャレンジしてきてほしいです」

――世代は問わず、日本人選手で挑戦してきてほしい選手はいますか?

「日本人かどうか分かりませんが、ガチ●ピンとかム●クとかとタイトルマッチがしたい。ヨシヒコ先輩とかもいますし。東京女子の子であれば、誰でもチャレンジしてほしいですけど、可能性を広げるためにも、そういう変わった相手ともやりたい。ポコたんとは、前回ノンタイトルでのタッグだったので、シングルでやってもいいです」

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「来年3・18有明コロシアムではチャンピオンでタイトル戦をやりたい!」

――来年3月18日には初進出の有明コロシアム大会がありますが、そこにはチャンピオンとして上がりたいですか?

「もちろん。私がチャンピオンでタイトル戦をやりたい。そして、また夏が来て、トーナメントもチャンピオンで勝って、2連覇したいです」

――前回のチャンピオンのときは、コロナの影響で防衛戦も満足にできませんでした。今回は前回できなかったこともやっていきたいですか?

「東京女子の米国興行がなくなったのがコロナの感染が拡大した時期。米国で東京女子の興行でタイトル戦をするというのは、すごい経験を積めるはずだったけど中止になった。その時期に頑張ったから今があるんで、チャレンジできるのであれば、米国で東京女子の興行でタイトル戦をやりたいですね」

――10・9TDCホールはチケット完売でしたけど、名古屋国際会議場、エディオンアリーナ大阪第2競技場と、地方でのビッグマッチも超満員になりました。東京女子のブランド力が地方にも浸透してきたと思いますか?

「ありがたいことに、少ないお客さんの数から徐々に増えていって、何回もビッグマッチが打てるような団体に少しずつ成長してます。私たちは一気にバーンと売れたわけじゃないので、まだ地に足がついてる状態。徐々に集まってくれたお客さんの仲間たちが、私たちに引っ付いて応援してくれるので、徐々に増えて大きい会場でも、みんなを一緒に連れて行けてるのかなと思う。(もっと大きい会場は?)みんなが期待してくれるなら、大きいところでたくさんのお客さんの前で試合して得るものは大きいので、どんどんレベルアップしたいと思います」

hmotoyoshi

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