旧統一教会 名称変更の真相は...元文科次官「外部の力が働いた」

旧統一教会 名称変更の真相は...元文科次官「外部の力が働いた」

  • テレ朝news
  • 更新日:2022/08/05
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旧統一教会の名称変更を巡って、元文部科学事務次官の前川喜平氏が野党の合同ヒアリングに出席し、外部からの力が働いたとしか考えられないと証言しました。

立憲民主党・馬淵澄夫国対委員長:「この統一教会問題、カルト宗教と政治の関わりという最も根幹の部分を、国会でただしていかなければならない」

問われているのは名称変更に政治的な力が働いたか、です。

かつて、世界基督教統一神霊協会、いわゆる統一教会と呼ばれていた団体が世界平和統一家庭連合へと名前を変えたのは2015年、安倍政権下でのことです。

ただ、教団側から最初に名称変更の相談が文化庁に持ち込まれたのは、1997年のことです。

しかし、その時は。

元文科事務次官・前川喜平氏:「宗務課のなかで議論した結果としては、実態が変わっていないのに、名前だけ変えることはできない。こういう考え方で認証はできない」

野党合同ヒアリングでこう証言するのは当時、文化庁の宗務課長だった前川喜平元文科事務次官です。

「認証できないので申請しないよう」旧統一教会に伝えたといいます。

旧統一教会はそれ以来、ずっと名称変更を希望し続けてきましたが、実際に申請を出し認証されたのは、それから18年が経ってからです。

元文科事務次官・前川喜平氏:「(2015年当時)文部科学審議官のポストにいたが、当時の文化庁宗務課長が説明に来たのは覚えている。私は認証すべきではないと意見を述べたが、その後結局、認証された。前例を踏襲する役所の仕事の仕方から言うと、これは何らかの外部からの力が働いたとしか考えられない」

当時、文部科学大臣を務めていたのは下村博文衆院議員。

名称変更に自らの関与はないと主張しています。

下村博文元文科大臣:「申請してきたものを受けないということになると、不作為の作為で行政側の問題になるという説明がありましたから。政治的な圧力とか、大臣がそういうふうにしたということは全くない」

なぜ、18年の時を経て実際に名称変更を申請するに至ったのでしょうか。

共産党の宮本徹衆院議員が文化庁に情報開示を請求しましたが、開示された文書は名称の変更理由の部分が黒塗り。教団が提出した文書はすべてが黒塗りになっていました。

下村元文科大臣は…。

下村博文元文科大臣:「私もすごく迷惑を受けていますから、ぜひ開示してもらいたいと。だけど文化庁としては開示できないと。私としてはぜひ開示してもらいたいですね」

下村元文科大臣は、文書を開示してもらいたいが文化庁ができないと言っているとしました。

なぜ開示できないのでしょうか。

末松文科大臣は、情報公開法に基づくものだとしています。

末松信介文科大臣:「公にすることによりまして当該法人等、または当該個人の権利、競争上の地位、その他の正当な利益を害する恐れがあるものに該当するものとして、不開示としております」「(Q.(名称変更)理由の内容が不開示の理由ではない?)それは全く違います」

名称変更の理由が公になることは、利益を害するものなのでしょうか。

元文科事務次官・前川喜平氏:「通常はちょっと不開示にする理由はなさそうな気がしますけど、ちょっと分かりませんね」

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