ソフトバンク開幕ローテは千賀、東浜抜き 工藤監督決断

ソフトバンク開幕ローテは千賀、東浜抜き 工藤監督決断

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2021/02/23
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福岡ソフトバンクがエースの千賀滉大投手(28)と東浜巨投手(30)の開幕2カードまでのローテーション入りを見送る方針を固めたことが22日、分かった。現時点では4月中の復帰を目指す。昨季、先発ローテの軸となった「2本柱」の不在が決まったことで開幕ローテ争いは激化。開幕カードのロッテ3連戦(ペイペイドーム)は石川、高橋礼、和田の実績組で構成されることが決定的だが、次カードのオリックス3連戦(京セラドーム大阪)の先発陣は未定。今年の対外試合初戦となる23日西武戦(宮崎アイビー)から争奪戦の号砲が鳴る。

先を見据えて、両輪は万全を期する。両ふくらはぎのコンディション不良のため、宮崎春季キャンプはリハビリ組で調整しているエースの千賀だが、既に約20メートルのダッシュを再開しているほか、バック走やジャンプを組み入れるなど強度も上げている。16日の初ブルペンで最速153キロもマークした際には「体も問題なく投げられました。しっかり(体の)状態を上げていきたい」と話していた。

■患部経過は順調

患部の経過は順調そのものだが、首脳陣は開幕投手を石川と早々に決めた。チームを背負う自覚の高い千賀だけに、開幕ローテ入りに合わせて調整に無理を生じさせることを防ぐ狙いもあった。長いシーズンを考慮した決断で、まずは「完全体」に仕上げる。

昨年末に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた影響で調整が遅れている東浜も同様だ。昨季の最終盤に違和感のあった右肩も良好で21日には本格的にブルペンに入り、捕手を立たせたまま計15球。「強度、質を上げていき、捕手を座らせられる日も近いと思う」とうなずいていた。両投手とも現時点では4月中をめどに復帰を目指しており、長期不在は避けられそうだ。

■新外国人も不在

それでもエースと昨季の開幕投手の「2本柱」が開幕直後に不在となることが、不安材料であることは間違いない。加えて新外国人のレイとマルティネスはコロナ禍の影響で開幕に合わせるのは難しい。ロッテや西武、楽天とのカードが多く組まれている週末ローテには実績のある石川、高橋礼、和田を組み込んだが、先発陣は整わないまま開幕を迎えることになる。

苦しい状況を救うべく残り3枠への争いへ、候補が続々とマウンドに上がる。対外試合初戦となる23日は杉山が先発に指名された。工藤監督も「何人か候補もいる中で、まずは先発として投げてもらい見極めたい思いがある」と期待を寄せる。同じく候補の泉も登板する。24日のロッテ戦では紅白戦で好アピールを続ける昨年4勝の笠谷も登板予定。二保、武田、大竹らも次々に登板し、チャンスをうかがう。2年連続リーグ優勝と5年連続日本一に向けた開幕ダッシュへの鍵を握るし烈なローテ争奪戦がスタートする。

西日本スポーツ

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